地震の余震に前兆はないの?大きさの基準や間隔はどれくらい?

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日本では、東日本大震災に続いて、まだまだ大きな地震が、しかも近いうちに必ずあると予測されていますよね。

会社の同僚たちは大地震に備えて防災グッズなどを用意はしているようです。

しかし、例え色々と備えていたとしても、地震は余震を含め、急にやってきますので避けようがないですよね。

そこで今回は、地震の余震に前兆はないのか、余震に大きさの基準があるのか、余震の間隔はどれくらいなのか、などについて紹介していきましょう。

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地震の余震に前兆はないのか?

大きな地震が発生すると、その直後から地震が発生した場所付近では、たくさんの地震が発生します。

その震度は、小さいものが多いですが、中には本震と同じくらい大きいものもあります。

そのため、大きな地震が発生した時は、引き続き余震に注意が必要です。

 

さて、そんな地震の余震に前兆はあるものなんでしょうか?

残念ながら、余震が発生する具体的な日時までは、現在の科学では予測まではできないようです。

  ただ、科学的には証明されていない現象などが、地震の前兆として各地で発生していますよね。

例えば、地震が起きる前に、空や雲が虹色に染まったとか、犬や猫たちが挙動不審な行動や鳴き声をしていたとか、

余震の前兆

 

普段は海底にしか生息していないダイオウイカやリュウグウノツカイなどの生き物が海面や砂浜に打ち上げられたなど・・・

このような現象が地震の余震の前兆ではないとは言い切れない部分もあると思います。

 

ちなみに、どう判断しているのかはわかりませんが、余震の見通しというものはあります。

  大きな地震が発生した後に、気象庁が余震の発生状況や今後の余震の見通し情報を出してくれているのをご存知ですか?

どのくらいの期間、余震に警戒するべきか、震度はどの程度になるのかなどを、テレビやラジオ、スマホなどでも緊急警報放送として発表しています。

なので、大きな地震の直後は、こういった情報に注意するとともに、普段から避難場所の確認や防災用品なども準備しておきましょう。

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地震の余震に大きさの基準があるのか?

  地震の余震の大きさにも、本震と同じように、地震の規模を表すマグニチュード(M)と震度の2つの基準があります

ただ、本震は、マグニチュードと震度で発表されますが、余震の場合は震度で発表されることが多いです。

揺れや被害を具体的にイメージしやすいように、揺れの大きさを表す震度だけで発表されるようですね。

 

ちなみに、余震には2つの性質があります

  1つ目は、余震の数は本震の直後に多く、時間とともに少なくなっていくということ。

 大きな地震が発生した後、24時間以内にたくさんの余震が発生します

翌日にはその回数は2分の1、3日目には3分の1になると言われています。

しかし、大地震が発生した後は、約1ヶ月間は小さな余震が続くことが多いので注意してください。

  2つ目は、余震は規模が大きい地震の数は少なく、規模が小さい地震の数が多いということです。

例えば、余震でマグニチュード3以上の地震が1,000回発生しているとします。

となると、マグニチュード4以上の地震は約100回、マグニチュード5以上の地震は約10回程度になるそうです。

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地震の余震の間隔はどれくらいか?

  余震が起こる間隔は、時間とともに少なくなっていきます。

つまり、時間とともに余震の間隔も長くなっていくということです。

 

東日本大震災の際は、地震当日に127回の余震があったと言われています。

そして、2日後は33回、3日後は27回と、徐々に余震の間隔は長くなっています。

ただし、大規模の地震ほど余震の規模も大きく、その期間が長くなる傾向にありますが、本震よりも余震の方が大きいということはないようです。

また、大規模な地震となると、次に大きな余震が来るまでの間隔がすごく早くなります。

東日本大震災の場合、本震の29分後に、マグニチュード7.7ぐらいの余震がありました。

余震は時間が経つと間隔も長くなるとはいえ、それが数ヶ月に渡って続くのは、やはり怖いですよね。

 

東海地震(南海トラフ巨大地震)が切迫している理由

 

「南海トラフ巨大地震」シミュレーション

 

まとめ

地震の余震の前兆を知ることはできませんが、必ず来るということは確かです。

そして、余震は時間が経つにつれ、回数も少なくなり、その間隔も長くなっていきます。

余震でも、本震と同じくらい大きな規模のものがある時があります。

大きな地震があった後は、気象庁の余震の見通しなど、情報をこまめに確認し、余震への備えも大切ですよ。

 

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