歌手や舞台役者、スポーツ選手などにとって、肺活量は大切ですよね。
より良いパフォーマンスをするために、肺活量を鍛えるトレーニング方法を模索する人は少なくありません。
私は以前に、あるシンガーソングライター(歌手)の方とゴム風船を膨らます競争をしたことがあります。
その時、その歌手の方は息を吐く力が強かったので、何度やっても勝てませんでした。
やっぱり、歌手の方の肺活量は凄いんだなぁ、と感心しました。
そこで今回は、肺活量を鍛えるトレーニング方法やランニング方法などについてご紹介します。
肺活量を鍛えるトレーニング方法とは?
肺活量を鍛えるには、まずは肺活量とは何かを知ることが、効果的なトレーニング方法の近道になります。
肺活量は男女の違いや体格差でも大きく違ってきます。
なぜなら、肺活量は呼吸筋という肺を覆う筋肉の能力によって向上するため、肺活量が多いと息が長く続くからです。
その際、息を限界まで吐き切ることを意識し、そして限界まで息を吐き切るトレーニングを何度か繰り返します。
最初の内は、1日に5回~10回とし、段々と慣れるにしたがって、1日に10回~20回ぐらいを繰り返していくと、肺活量は鍛えられます。
肺活量を鍛えるランニング方法とは?
肺活量を鍛えるには、ランニングやマラソン、ジョギング、自転車、水泳などの有酸素運動でも向上します。
ただし、ランニングやマラソン、ジョギングなどを練習する場合、最初から長距離のコースを走ると路面の凹凸やうねりなどで脚を傷めてしまう恐れがあります。
そのため、肺活量のトレーニングには、トレッドミル(ランニングマシーンやルームランナー)を利用するのが効果的です。
次は、早足の時速5~6キロで走ります。
段々と脚に筋力や持久力、肺活量が上がってくると、時速8キロにアップして、20分以上走るとより効果的です。
ランニングやマラソン、ジョギングなどの他には、水泳や自転車もあります。
これらの運動は、喘息等の呼吸器系の病気にも効果があるので、トレーニングに飽きてしまわないよう無理のない範囲で続けることがポイントです。
まとめ
肺活量のトレーニングは、歌や舞台で声を出すこと以外に、持久力系のスポーツでパフォーマンスを向上させる目的と同じだと捉えると解り易いと思います。
肺活量の向上を目指して、日々少しずつ努力を重ねると、パフォーマンスが上がって今までできなかったことができるようになりますから、達成感がありますよ。