目次
潮干狩りでは、あさりやハマグリなどの貝はいっぱい捕れましたか?
自分で捕ってきた貝を調理して食べるのは楽しみですよね。
でも、潮干狩りで捕ってきた貝は砂抜きや塩抜きをしないと、そのままでは食べれません。
そこで今回は、潮干狩りで獲ったあさりの砂抜きや塩抜きの方法と時間はどのくらいなのか、50度洗いの方法などについてもご紹介しましょう。
潮干狩りで獲ったあさりの砂抜きの方法と時間は?
潮干狩りで捕れたあさりやハマグリなどの失敗しない砂抜きの方法と時間を紹介しますね。
貝の砂抜き方法

この場合、クーラーボックスなどから取り出した貝を大き目の金ザルに入れます。
そして、必ず流水でごしごしと手でもむように洗いながら貝の表面に付いた砂や汚れを落とします。

もしも海水がなければ、海水に近い3%の塩水を作りましょう。
3%の塩水の作り方は、1リットルの水に対して、塩30グラム(大さじ2)を加え、よくかき混ぜて作ります。

新聞紙をかぶせる理由は、貝は暗いほうが活動が活発になるので、より早く砂抜きをさせるためです。
この場合、暗いお風呂場などに置いておけば新聞紙をかぶせなくても構いません。
ただし、冷蔵庫に入れては行けません。
なぜなら、貝は寒いところでは活動が弱まり、凍死してしまう貝が多くなるので失敗します。

暖かい日だと1時間ぐらいですが、寒い日だと3時間ぐらいは放置して砂を吐かせましょう。
4月~5月頃だと2時間ぐらいは放置した方がいいですね。

これであさりやハマグリの砂抜きは完了です。
なお、しじみ貝を砂抜きする場合は、塩分濃度を半分の1.5%にしてくださいね。
では次は、塩抜きをしましょう。
潮干狩りで獲ったあさりの塩抜きの方法と時間は?
あさりやハマグリは砂抜きしても、まだ身の中に大量の塩分を含んでいますから、塩抜きをしないで調理すると塩っぱくて食べれません。
そこで、潮干狩りで獲ったあさりやハマグリの塩抜きの方法と時間を紹介しますね。
貝の塩抜き方法

塩抜きで放置する時間は、大体1時間~3時間ぐらいです。
こちらも砂抜きと同じように室温によりますが、4月~5月頃だと1時間ぐらいで構いません。
ただし、あまり長時間放置すると貝の表面が乾燥して死んでしまうので、その場合は濡れた布巾やタオルなどを上からかぶせるようにしてください。
約1時間~3時間ぐらい放置した貝を容器から出し、金ザルに入れたまま流水でゴシゴシと貝を手でもみ洗いします。
この場合、2回ぐらい繰り返したほうがよりきれいになります。
これであさりやハマグリの塩抜きが完了しました。
アサリの砂抜きと塩抜き方法の動画
あさりを50度洗いで砂抜きするとどうなる?
今巷で食材の50℃洗いが流行ってますよね。
実際にテレビでもあさりを50度洗いで砂抜きする方法をやってましたので、このやり方も一応紹介しておきますね。

50℃のお湯の温度を計る簡単な方法は、沸騰したお湯と同じ量の水を入れるとちょうど50度になります。
一度貝をゴシゴシとこすり洗うようにしたら、そのまま5分間放置します。
金ザルに入れたあさりを取り出し、容器の底に吐き出した砂が溜まっているのを確認します。
これで、50度洗いによるあさりの砂抜きは完了です。
この50度洗いが良い点は、時短できることと、砂抜きした後の塩抜きがいらないことです。
ただし、私も実際に50度洗いをやってみましたが、普通に砂抜きや塩抜きする方がよりきれいに砂や塩が抜けている感じがしました。
時間がなくて早く調理したい場合は、50度洗いで砂抜きしても良いかも知れません。
でも、しっかり砂抜きや塩抜きしたいのなら、普通のやり方の方が良いと思いますよ。
まとめ
今回は、潮干狩りで獲ったあさりやハマグリなどの貝の砂抜きや塩抜きの方法とともに、その時間はどのくらいなのかをご紹介しました。
また、私が実際に50度洗いをやってみた感想などについてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ちなみに、あさりを調理して食べる際に、中に小さなカニが入っていることがありますが、食べても害はないので心配ないですよ。