健康維持のために、毎日ジョギングやウォーキングを続けていると、アキレス腱が痛いと感じたことはありませんか?
また、マラソン大会などに出場した後に、アキレス腱痛が出る人も多いと聞いています。
40歳~50歳以上になってくると、特にそういった症状を感じやすい方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、アキレス腱が痛い原因や痛いときの対処法、ストレッチ方法などについて紹介していきます。
アキレス腱が痛い原因とは?
アキレス腱が痛い原因は、オーバーユース症候群のひとつです。
これは病気ではありません。
筋肉や筋を使いすぎていることが原因となっており、運動量が多いことが関係しています。
年齢に対して運動量が多かったりして、必要以上に筋肉や筋を酷使しているなんてことが思い当たりませんか?
また、加齢による腱の変性がベースとなっていることもあり、これは中高年以上のランナーやウォーキングしている人に多く見られるんですよね。
健康のために毎日ジョギングやウォーキングをしている方も多いと思います。
しかし、それがもし不適切なトレーニング方法だった場合、アキレス腱が痛くなることが多くあるのです。
運動量ももちろんのことですが、フォームや足の動かし方など、足に負担がかからないような走り方をしていないかチェックすることも必要です。
中高年になると、若い頃みたいに筋肉や筋も急な刺激に対応できなくなってきます。
そして、終わった後も、必ずクールダウンのストレッチをやることが大切ですよ。
思いのままむやみやたらとジョギングしていると、健康になるどころか、反対にアキレス腱や足を痛める原因となってしまいますので注意してくださいね。
アキレス腱が痛いときの対処法は?
アキレス腱が痛い時の対処法は、原則的に保存治療が必要です。
痛みが出たら、湿布を貼ると炎症を抑えることができるので効果的です。
そして、なるべく早く患部を冷やすようにしましょう。
また、アキレス腱が痛い時の対処法としては、テーピングも効果があります。
湿布を貼った上にテーピング、または包帯でアキレス腱の部分を2、3周巻いて圧迫しましょう。
ただし、締め付けすぎないように注意しましょう。
なお、アキレス腱が痛いということは、アキレス腱炎やアキレス腱周囲炎を起こしている可能性もあります。
さらに、アキレス腱が部分的に微細な断裂を起こしていることも多いのです。
このまま放っておくと、完全に断裂していまう可能性がありますので、早めに病院に行って診てもらうことが大切ですね。
ちなみに、アキレス腱痛症やアキレス腱断裂後の治療に効果的な足首サポーターというのがあります。
私も愛用しているのですが、この足首サポーターを付けているとアキレス腱の痛みや不安を解消してくれます。
ジョギングやマラソン好きのランナーなら持っていると心強くて安心ですよ。
アキレス腱が痛いときのストレッチ方法は?
アキレス腱が痛いと感じた時は、安静にしておくのが回復されるためには一番です。
しかし、ストレッチするというのもアキレス腱痛を治すひとつの方法です。
アキレス腱の痛みに効くストレッチ方法
アキレス腱に違和感を感じ始めたら、ストレッチでふくらはぎをゆっくりと伸ばしてあげてください。
片足を前に出して、後ろ足のふくらはぎやアキレス腱を伸ばすというあのストレッチ方法です。
次に、アキレス腱から足首あたりを親指と人差し指で軽くつまむようにして、もみほぐしてあげるとなお良いです。
痛みが伴う場合は、あまり強くもまずに、気持ち良いと感じる程度ぐらいが丁度いいですよ。
アキレス腱が痛くなってからではなく、日頃からふくらはぎの筋肉を伸ばし、柔らかくすることでアキレス腱への負担も減らすことができます。
運動前のストレッチと運動後のクールダウンやアイシングを、日頃から心がけていきましょう。
まとめ
私も運動がてらジョギングやウォーキングをすると、たまにアキレス腱が痛くなることがあります。
きっと、それは不適切な運動方法になってしまっていて、アキレス腱に急な負担がかかっていたのでしょうね。
そして、走る前の準備運動やストレッチもきちんとしていなかったことも原因だと思っています。
なので、アキレス腱が痛くならないように、運動する前と後は、必ずストレッチを行うようにしたらアキレス腱痛もなくなりました。
アキレス腱が痛くなってからするのではなく、日頃からストレッチして筋肉や筋をよくほぐしてあげることを心がけていきましょう。