【認知症の種類と症状】認知症を予防する運動と歯との関係とは?

高齢になると認知症の人が増えてきますよね。

でも、「高齢者 = 認知症」ではありません。

今では認知症になるリスクを、自分で下げることができるんです。

そのためには、若い時から脳の働きを活性化させ、脳の老化を予防することが大切です。

そこで今回は、認知症の種類と症状認知症を防ぐ方法や予防する運動歯と痴呆症との関係などについてご紹介します。

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認知症の種類と症状とは?

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痴呆症とは、脳や体の病気が原因で、記憶力や判断力、思考力などに障害が起こって、一般的な社会生活をおくるのに支障が出ている状態を言います。

そんな認知症には4つの種類があります。

 アルツハイマー型認知症

 脳血管型認知症

 レビー小体型認知症

 前頭側頭型認知症

この4つの認知症の内、アルツハイマー型認知症が約60%で、脳血管型認知症が約20%だと言われています

 認知症の代表的な症状としては、記憶力に障害が起きることです。

認知症になると、直前に起こったことさえ記憶ができなくなります。

また、脳機能が正常だった時期の過去の記憶はまだ残っていますが、症状が進行するとともに、それらの記憶も次第に失われていきます。

 

認知症を防ぐ方法とは?

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 認知症になるのを予防するには、次のような生活環境を見直すことが大切です。

 食生活:野菜や果物、青魚などを多く食べること

 運動の習慣:ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を週3日以上行うこと

 対人関係:引きこもりにならず、人との会話や付き合いなどをすること

 趣味を持つ:読書や映画鑑賞、ゲーム、文章や絵を描いたりすること

この中でも、趣味を持つことは認知症を予防する上で効果的です

 特に、日記や手紙などの文章を書いたり、絵を描いたりすると脳が活性化することが研究結果で証明されています。

私たちの脳には、右脳と左脳の2つがあります。

右脳の働きは、空間認識やイメージ、芸術、空想などの創造性や直観的な思考を担当しています。

一方の左脳の働きは、読み書きなどの言語や計算、理論などの分析や論理的な思考を担当しています。

そんな右脳と左脳の両方の脳をバランスよく働かせるには、文章を書いたり、絵を描いたりするのが一番だと言われています。

日記や手紙などの文章を書いたり、絵を描いたりするためには、頭の中でイメージを膨らませないとできない作業です

そのため、左右の脳が活性化して認知症予防やボケ予防になるのです。

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認知症を予防する運動とは?

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 認知症を予防するには、ジョギングやウォーキング、エアロビクスなどの有酸素運動を1週間の内に3日以上行うと良いとそうです。

しかし、有酸素運動はおろか、今まで運動らしき運動をしてこなかった人にとっては、週に3日はハードルが高いですよね。

そこで、もっと簡単にできる運動をご紹介します。

その運動が「青竹踏み」です。

なぜ青竹踏み?って疑問に思ったかも知れません。

でも、青竹踏み運動は、有酸素運動になるだけでなく、足の裏のツボを適度に刺激してくれるので、脳の働きが活性化します

また、昔から「人間は足から老いる」と言われているように、足の筋肉が衰えて歩けなくなると、脳の老化は一気に進みます。

よくお年寄りが家の中や庭先などで転んで足を骨折すると、そのまま寝たきりになる事例が多いですよね。

そして、寝たきりのまま、脳も老化して痴呆症になるのです

そのため、お年寄りでも手軽にできる青竹踏み運動がおすすめです。

青竹踏み用の青竹がなければ、100円ショップなどで足ツボマットや足ツボマッサージなどがあります。

また、ゴルフボールを足の裏でゴリゴリするのも足の裏のツボを刺激してくれますよ。

 

歯と認知症との関係とは?

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認知症や痴呆症になりやすい人の共通点として、歯が関係していると言われています

 厚生省の関係機関の調査では、認知症や痴呆症を発症している老人の約7割は、ほとんど自分の歯が残っていないという結果が出ています。

入れ歯でなく、自分の元々の歯で食べ物が噛めなくなると、歯の根本から脳へと送られる信号がなくなってしまいます。

そうなると、脳の老化が進み、認知症や痴呆症を発症しやすくなるそうです。

つまり、歯と認知症とは大きな関係があるということです。

今は歯を虫歯や歯槽膿漏などで失っても、インプラントがあるので人口の歯根を入れることもできます。

ただし、インプラントはすべての人に合うわけではありません

逆にインプラントをしたばかりに、他の歯もダメになってしまうこともあるそうです。

 そのため、高年齢になっても自分の歯を1本でも多く残すように、若い時から歯は大切にすることが認知症や痴呆症を予防する上でも重要ですよ。

 

まとめ

認知症を予防するには、文章を書いたり、絵を描いたりするのが効果的です。

なぜなら、それらの作業の過程では、右脳と左脳をバランスよく両方とも使っているので、脳が活性化するからです。

また、足の裏のツボを刺激する運動や食べ物を自分の歯でよく噛むことも脳が活性化します。

まだ認知症なんて先のことだと思っていると、若年性認知症や若年性アルツハイマーなどになる人も増えています。

そうならないためにも、普段から脳を活性化するための生活習慣を見直してみましょう。

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