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産前産後休暇を取得した後は、時短勤務で復帰を考えている人もいることと思います。
そんな方々が心配なことと言えば、保育園に入れるのか入れないのかということでしょう。
そもそも入ることができないのであれば、職場復帰はできませんし、今度は育児休暇の取得を考えなければいけないかもしれません。
また、預けることができたとしても、保育園のお迎えや申請などはどうしたらいいのかということについても、気になる方が多いと思いますので、まとめていきます。
是非参考にしてみてくださいね。
時短勤務で保育園に入れないってホント?お迎えの時間はどうしたらいいの
時短勤務で保育園に入れないということはありませんので安心をしてください。
しかし、入れない場合もあるということも事実ですので、知っておく必要があるでしょう。
どういうことかと言いますと、もちろん入園の資格はありますし、定員に余裕のあるところならば、すんなりと入園は可能です。
しかし、定員をはるかに超える募集があったときには、優先順位をつけて入園を検討します。
そしてその際に、フルタイムで働く人のほうが優先順位が高くなりますので、場合によっては入園不可になってしまうのです。
入園のためにはどれぐらいの時間で働いているかを職場に証明してもらい、それを提出する必要があるので、もちろんごまかすことはできません。
定員状況を確認しながら、勤務形態も検討するのがいいのではないでしょうか。
次にお迎えの時間についてみていきたいと思います。
結論から行ってしまうと、保育園の方針によるので、保育園に確認をするのが一番ということになります。
通常保育時間が何時から何時までなのかによりますし、あまり早く行きすぎてもすぐには入れない、少し待たなければならない場合もあります。
なので、何時にお迎えにいけばいいのかは、保育園に確認をするのが一番です。
早く仕事が終わっているのだから、早く迎えに行く必要がるのかと言えば、そんなこともありません。
家の用事や買い物などを済ませておきたいと思う気持ちは、当然だと思います。
ですが、稀に園によっては買い物袋をぶら下げて迎えにいくと、早く来るように注意されるところもあるようです。
基本的には、通常保育時間であれば問題ないところがほとんだと思いますので、気になる方はまずは園に確認してみてくださいね。
時短勤務の場合、保育園にはどういう申請が必要なの?
時短勤務で保育園に預ける場合の申請ですが、在園中であれば時短勤務だからと言って、特別に保育園に必要な申請はありません。

これは職場に現在の労働条件を記入してもらい提出するだけです。
自治体によっては、時短勤務の時間と本来の時間を両方記載するような様式をとっているようですので、指定書式で記入してもらい保育園に申請をすれば大丈夫です。
ですから、問題なのは在園中ではなく、在園前になります。
何が問題なのかと言いますと、第一章でも少し触れましたが、保育園の入園にあたっては、現在の就労状況や兄弟の状況などで点数をつけて優先順位を決定します。
そこでフルタイムの人よりも減点されてしまいますので、フルタイムの人でも入ることが難しい園であれば、選考もれをしてしまう可能性も大いにありうるのです。
基本的に点数は、申込み書類に一覧表などになっている場合が多いので、自分でもある程度は計算できると思います。
そして、親切な自治体であれば、自分が希望する園の目安となる点数を教えてくれるところもありますので、それを参考に応募をすることをお勧めします。
さらに、もう一つ知っておいたほうがいいことと言えば、1歳児よりも0歳児のほうが入園がしやすいということです。

そして、一度入園することができれば、在園児童が優先されますので、そのまま通わせやすくなるのです。
待機児童については、市町村によって大きく異なります。
まずは今、自分が住んでいる自治体の状況がどうなっているのかを把握することが大切ですね。
まとめ
時短勤務は保育園に入れないということはありませんので、安心してください。
ですが、優先順位はフルタイムの人に比べて劣ってしまうのは事実ですので、希望する園の募集状況などは把握しておく必要があるでしょう。
お迎えについては園によって異なりますが、通常保育の時間にいけば問題ないところが多いようです。
申請については、定期的に在職証明書を提出する必要がありますので、会社に証明してもらい提出をするようにしてください。
また、そもそも入園の申請をするときは、待機児童の状況などが市町村によって大きく異なるため、まずは自分が住んでいる自治体の状況をしっかりと把握してくださいね。