先日、「うちの子がマイコプラズマ肺炎にかかってね…」と近所の仲の良い主婦の方の話を聞いていました。
マイコプラズマ肺炎という言葉を、最近よく耳にするようになりました。
その方のお子さんは3歳でそんな小さなお子さんでもなるんだ、と驚きました。
マイコプラズマ肺炎の症状や食事について、気になる感染についても教えてもらいました。
幼稚園へ通わせておられるので、登園する時に他のお子さんにうつらないのか、また、看病している大人に影響はないのかなども聞いてみました。
そこで今回は、マイコプラズマ肺炎についてご紹介します。
マイコプラズマ肺炎の子供の症状とは?
マイコプラズマ肺炎は、一般的には5歳~30歳までがよくかかるを言われており、大人よりも、子供の方がかかりやすいと言われています。
特に、子供の中でも5歳~9歳ぐらいの子どもに多いです。
風邪の症状とすごく似ているので、わかりにくいのですが、子供が咳が長引いたり、発熱が続くとマイコプラズマ肺炎のサインです。
特に、流行している時には注意してください。
見た目は元気だけど、実はマイコプラズマ肺炎にかかっていた、なんてこともよくあるんです。
咳だけではなく、吐き気や嘔吐、下痢を伴う時もあります。
また、中耳炎や鼓膜炎を起こしてしまう子供もいます。
マイコプラズマ肺炎から喘息へと発展する場合もありますので、そのまま放っておくのはよくないです。
マイコプラズマ肺炎は子供や大人にうつるの?
そして、マイコプラズマ肺炎は子供や大人にも感染するのか、気になるところですよね。
マイコプラズマ肺炎は、強い感染力はないものの人へうつります。
発症してから症状が出るまでの潜伏期間が約1ヶ月ぐらいもあるので、うつりやすいのです。
子供が幼稚園や小学校、中学校で感染し、家族にも感染するという二次感染が起こります。
飛沫感染ではなく、接触感染での二次感染がほとんどです。
先ほども、症状が軽い子供の場合、マイコプラズマ肺炎にかかていることがわからない場合もあるという話をしました。
知らない間にマイコプラズマ肺炎に感染していて、周りの人たちにうつしている、なんていうこともあります。
マイコプラズマ肺炎の子供の食事はどうする?
マイコプラズマ肺炎になり、発熱もあると子供も食欲が落ちてしまいます。
でも、病気の時は食べないと余計に体力も落ちます。
ビタミンCを含む野菜や果物、そして、きのこなどの消化の良い食事がおすすめです。
きのこ雑炊などを作ってあげると食べやすいです。
また、デザートにヨーグルトやプリンもおすすめです。
プリンは栄養価も高く、少し熱があっても子供も喜んで食べます。
しっかりと栄養をとらないと、治るものもなかなか治りません。
熱が高くなる場合は水分もしっかりと補給してあげてください。
まとめ
マイコプラズマ肺炎は、接触感染であるために、どこで誰から感染したのかもわかりません。
また、症状があまりわかりにくいということもあり、自分が感染しているのかどうかさえわかりにくいというのも厄介なお話です。
さらに、インフルエンザのようにワクチンがないので、自分で予防するしかありません。
子供にも、風邪やインフルエンザを予防する意味も含め、日頃からの手洗い、うがいの徹底、必要によてはマスクの着用をおすすめします。