寒い季節になると、おこたで温まりながら食べるものと言えば、やっぱりミカンですよね。
私もみかんは大好きなんですが、皮をむいた時に白い筋はできるだけきれいに取ってました。
でも、あるテレビの情報番組を観てて、みかんの白い筋は取らないで食べる方が良いと知ったのです。
そこで今回は、みかんの白い筋は食べた方がなぜ健康に良いのか、その栄養効果などについて紹介しましょう。
みかんの白い筋は食べた方がなぜ健康に良いのか?
みかんを食べる時って、外の皮をむきますよね。
で、その後にみかんに付いている白い筋はどのくらい取ったりしますか?
おそらく、こんな風に取れるところまできれいに取るって方が結構多いと思います。
しかし、このみかんの白い筋は取り除かないで一緒に食べるのが健康には良いそうなんです。
その理由は、みかんの皮に付いてる白い筋にはビタミンが多く含まれていて、便秘を解消してくれる食物繊維も豊富だからです。
みかんの白い筋の栄養効果とは?
実はこのみかんの白い筋には名前があって、アルベドと呼ばれています。
このアルベドにはビタミン類が多く含まれていて、みかんの果実の部分よりも栄養価は高いそうなんです。
そのビタミンというのが、ビタミンPです。
ビタミンPとはポリフェノールの1種で、ビタミン様物質のヘスペリジンとも呼ばれています。
また、中性脂肪を分解する働きや花粉に対するアレルギー抑制効果も期待できるそうなんです。
さらにヘスペリジンには、温度や湿度、紫外線などの影響で壊れやすい性質を持っているビタミンCを守る働きもあります。
そのヘスペリジンの働きによって守られたビタミンCには、活性酸素を抑える効果や血流を良くする働きがあります。
そんなビタミンPが、みかんの果実部分より白い筋の方が約300倍も多く含まれています。
みかんの白い筋の栄養効果はそれだけではありません。
みかんの皮の白い筋には、食物繊維のペクチンが豊富に含まれています。
なお、ペクチンはみかんの果肉にも含まれていますが、白い筋ごと食べ方が、なんと4倍も多く摂取することができるそうですよ。
まとめ
みかんの皮の白い筋は栄養の宝庫だということです。
その効果は・・・
・毛細血管を強化する働きがある
・血圧の上昇を抑制する働きがある
・中性脂肪を分解する働きがある
・アレルギー抑制効果がある
・ビタミンCを守る働きがある
・腸の中の水分を調節する働きがある
・便秘の予防効果がある
・肥満の予防効果がある
こんなにも栄養効果のあるみかんの白い筋を捨ててしまうのはもったいないですよね。
でも、栄養効果があるのは分かったけど、食べるとき口当たりが悪いのでどうしても取ってしまうっていう方は、焼きみかんやマーマレードジャムなどにすると食べやすいですよ。
私も美容と健康のために、これからはできるだけみかんの皮の白い筋も一緒に食べるようにしたいと思っています。