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伊豆諸島の最南端にある八丈島への船旅には、東京の竹芝桟橋から出航しているフェリーを利用します。
東京を出航して約11時間かかりますから、ほぼ1日を船の中で過ごすことになります。
ただ、遠く離れた離島ですから、フェリーの料金が気になりますよね。
八丈島を家族と泊りで楽しむため、旅行費用をなるべく抑えたい方には、割引制度を利用するとお得です。
これはインターネットで乗船予約、または旅行会社で乗船券を購入すると、割引が適用されるものです。
今回は、割引制度をお得に活用した、八丈島フェリーに乗船する方法についてまとめていきたいと思います。
それと、旅行者にとって重要な、フェリーの欠航率についての情報もお伝えします。
八丈島フェリーの割引を料金に適用するには?
東京の竹芝桟橋~八丈島へ客船を運行しているのは、東海汽船株式会社という船会社です。
伊豆諸島へ行く船旅・ツアー : 東海汽船株式会社
客船の料金にお金をかけたくない方を前提に、格安の「2等室」と、わりとリーズナブルな「特2等室」で、割引をまじえて料金を安くする方法をお話します。

2等室:1人8,380円(椅子と雑魚寝部屋の2パターン)
特2等室:1人12,560円(二段ベッドの相部屋)

インターネット予約は東海汽船HPで会員登録のうえ、クレジットカードでお支払いします。
料金にたいして、通常期20%と繁忙期15%の割引が適用されます。
この割引は、インターネット予約後に発行される予約確認書を、乗船日に乗船券を引き換えすることで適用されます。
旅行会社で乗船券を購入すると、通常期20%と繁忙期15%の割引が適用されます。
早期購入割引適用の条件

「早期購入割引で購入します」と窓口で申し出ること。
上記2点がないと割引適用されませんので注意しましょう。
なお、旅行会社で購入した乗船券は、乗船日に乗船券本券と引き換えます。

夏休みは乗船客が一番多い時期なので、旅の計画ができたら早めに予約しましょう。
早期割引が使えますからね。
八丈島フェリーの欠航率は、季節によって違う?
まず、天気が関係するフェリーの欠航率についてお話します。
八丈島フェリーの欠航率が高いシーズンは、冬の季節である12月~2月です。

2~3日も欠航するのは当たり前で、その間は強風で飛行機も飛んで来ません。
冬は大変な大荒れの八丈島ですが、夏休みの時期にあたる7~8月は、欠航率が低いようです。
なぜなら、台風シーズンに入っていないですし、風も海も穏やかだからです。

いずれにしても、夏休みのお盆シーズンは、週間天気で連日晴天が続くなら、欠航の心配は少ないでしょう。
次は、これもフェリーの欠航率に関係する「波の高さとうねり」です。

東海汽船の竹芝桟橋発着のフェリーについて、欠航の条件の一つに「波の高さとうねり」があります。
この判断が実に悩ましく、長い航海を終えて八丈島に到着というときに、波がうねってきてフェリーが接岸できず、引き返してしまったケースがあったそうです。
八丈島から帰るときも、海が荒れてフェリーが欠航することもあります。
万が一に備えて、飛行機で帰れるよう、旅費のお金は多めに持っておくと安心です。
八丈島フェリーの欠航率は、出航のときだけに気がいきますが、帰りの便の天気もよくチェックしておきましょう。
まとめ
八丈島フェリーは、インターネットで予約すれば割引が適用されます。
クレジットカードを使いたくなければ旅行会社に行き、窓口で「早期購入割引で購入します」と言えば割引が適用されます。
これを忘れないようにしましょう。
格安の2等室は、席と和室の2タイプがあります。
東京から出航する時間は、22時30分から到着は8時50分なので、船で一泊することになります。
2等室で寝るには耳栓が必要です。
なぜならイビキの音が凄く熟睡できませんから、耳栓を忘れないようにしましょう。
あと、出航時の欠航だけでなく、帰りの欠航の可能性にも思いを巡らせましょう。
万が一、飛行機に乗ることになっても困らないように、旅費のお金は十分に用意しておきましょう。