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お世話になっている方々に年賀状だけではなく、一度、暑中見舞いも出してみたいなと、ふと思った時がありました。
日頃いつもお世話になっている会社の上司にも書きたいと思ったのですが、その時は実際どのように書いていいのかわからず悩みましたね。
第一、縦書きで書いた方がいいのか、横書きでもいいのかなどの基本的なことさえ分からない状態・・・
そして、いつ頃に出すべきなのかもうっすらとしかわからなかったので、母親に電話して色々と教えてもらって助かりました。
そんな暑中見舞いの書き方や出す時期などについてご紹介します。
暑中見舞いの文例で会社の上司に出す場合とは?
まずは暑中見舞いを会社の上司に出す場合の文例から紹介したいと思います。
実際に私が会社の上司宛に書いた文例です。
日頃の感謝を伝えたいと思い、こんな感じで書いてみました。
日頃は大変お世話になり、
また、いつもお心にかけてくださりありがとうございます。
今夏も一層努力を重ねてまいりたいと思います。
今後もご指導の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。
酷暑のみぎり、くれぐれもご自愛のほどお願い申し上げます。
その他に、こんな風にも書きました。
暑さ厳しき折、ますますご健勝のことと存じます。
日頃は大変お世話になり、ありがとうございます。
我が家も家族一同、元気で過ごしております。
猛暑の折、くれぐれもご自愛のほどお願い申し上げます。
また、早めに夏季休暇をいただいた場合などの文例
連日暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
日頃は大変お世話になり、ありがとうございます。
この度は忙しい中、休暇をいただきましてありがとうございました。
お蔭様でゆっくりと旅行へ行くことができ、
気持ちもリフレッシュすることができて、感謝しております。
休暇後は一層努力を重ねてまいりたいと思います。
○○様には猛暑厳しき折、くれぐれもご自愛くださいませ。
文書の構成として必要なもの。
2.時候の挨拶(相手のことを気遣う言葉)
3.ご自分の近況報告
4.結びの言葉(相手のことを気遣う言葉)
5.最後に日付を書きましょう。
この構成を意識しながら文章を考えると書きやすいですよ。
暑中見舞いは縦書きか横書きか?
暑中見舞いは縦書きか横書きかについて、メリットとデメリットを最初にお話します。
デメリットは、カジュアルな感じに捉えられてしまいますよね。
ただし、普段縦書きの文章に書きなれていないため書きにくく、上手く書けないというデメリットもあります。
縦書きか横書きかについては、一般的に決まったルールがあるわけではありません。
私は暑中見舞いを送る相手によって使い分ければ良いと思っています。
なので、友人に出す場合は横書き、上司などの目上の方に出す場合は縦書きの方が好ましいでしょうね。
ちなみに、会社の上司や目上の方に出す場合は印刷したものではなく、手書きの方が誠意が伝わりますよ。
暑中見舞いはいつからいつまで出せばいいの?
最後に、暑中見舞いはいつからいつまで出していいのか悩むところですよね。
あまり出す日が早かったり、遅かったりしては、せっかく気持ちを込めて書いたにも関わらず、誠意が伝わらないなど残念な結果となってしまいますからね。
なので、暑中見舞いは7月初旬(梅雨明けの時期)から立秋(8月7日)まで。
それを過ぎた場合は、残暑見舞いとして出しましょう。
私はいつも7月20日~30日頃には出すようにしています。
そもそも暑中見舞いとは、一年の中で一番暑い時期に相手の安否や健康を気にかけるという意味があります。
なので、一番暑いであろう時期に出すのが一般的です。
ただし、住んでいる地域によっては一番暑い時期も異なりますよね。
その場合は、自分が住んでいる地域ではなく、相手が住んでいる場所の一番暑い時期に合せるようにしましょう。
まとめ
まとめとして、暑中見舞いを目上の上司に出す場合は、縦書きの方がいいです。
そして、手書きで日頃の感謝の気持ちを込めて書きましょう。
上手く書けなかったとしても、手書きの文章は気持ちが伝わってきますよね。
出す時期も、7月初旬~8月7日までの間ということを覚えておきましょう。
年賀状でもそうですが、最近はメールやラインで出す方も多いですよね。
それが今の流行りでもあるのかもしれませんが、さすがに上司には失礼です。
メールやラインでの暑中見舞いは友達までにしておきましょう。