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無農薬は体や作物にも害が少なく、園芸などをされている方は、この方法を選んでいる場合が多いのではないでしょうか。
しかし、それと引き換えに毛虫が大量に発生して困っているという方も少なくないでしょう。
この毛虫、触らなくても毒を持った毛が、空気中に舞うことで皮膚に付着すると、それだけでかゆみなどを感じてしまう恐れがあります。
大量に発生すればするほど、このリスクが高くなってきます。
ご自分でできる無農薬での駆除の仕方と、効果的といわれている方法などを覚えておけば、いざという時、さっと駆除できますよ。
見るからに不快な毛虫を駆除したいと思うものの、化学農薬は使いたくない!という方、こちらをぜひ参考にしてみてくださいね。
嫌な毛虫の駆除!無農薬で行う簡単な方法とは?
植物や作物を自宅で育てていると、大量に発生する毛虫に悩まされている方は多いですよね。
虫がつくのは、それだけ植物が健康な証拠とも言いますが、せっかく時間をかけて育てたのに、毛虫がついてしまったせいで荒れてしまうのは、少し残念な気分です。
駆除用の殺虫剤も、いろいろと販売されてはいますが、できるなら体や植物、作物に害のない無農薬で駆除したいところです。
ポイント!
毛虫を駆除は、無農薬でもできる方法はあります。
そもそも毛虫は、木や草、野菜などの作物をエサにする種類も多いため、どうしても園芸をしていると寄ってきてしまうものです。
毛虫の毒を持った針や毛に間違って触れてしまうと、発疹してかゆくなったり、ひどい場合は痛みや発熱を伴ってしまう場合があります。
駆除が必要な毛虫が、そんなに大量でない場合で無農薬となると、一匹ずつ取り除くという方法があります。
しかし、直接指でつまむわけではありません。
箸やピンセットなどを利用する他に、毛虫をつまむ専用の道具も売られています。
取った後は、洗剤を混ぜた水を張ったバケツに入れるか、焼却します。
この時、必ず肌を露出しない服装で、手袋を装着した状態で始めてください。
毛虫を一匹ずつ取るという駆除は、無農薬で行う方法として、一番シンプルでやりやすいと思いますので、試してみてください。
毛虫の駆除に熱湯と木酢液を使うと効果的!使う際の注意点とは?
毛虫の駆除で、さらに効果的なのが「熱湯」と「木酢液」を使った方法です。
駆除に熱湯や木酢液が、なぜ効果的なのでしょうか?
木酢液に関しても、酢酸は虫が非常に嫌がる臭いと成分ですので、効果的と言われているんですね。
木、作物などを荒らす毛虫の駆除は、熱湯や木酢液を使うことで、効果的かつコストパフォーマンスも良い、おすすめの方法です。
この時、周りに人がいないことを確認し、窓ガラスなどにもかからないように注意しながら行ってください。
また、前述でご紹介した一匹ずつ取り除く方法と併用して、取り除いた毛虫を熱湯の中に直接入れる方法もあります。
毛虫駆除に熱湯や木酢液で対処した際のデメリットは、少し手間がかかるところでしょうか。
化学農薬や殺虫剤を使用した時と比べてみると、持続性の面では劣ってしまいます。
こまめに吹き付けたり、かけることが大切になってきます。
まとめ
木酢液を購入する際は、「日本木酢液協会認定マーク」がついている商品を選ぶようにしましょう。
木酢液は、化学農薬よりは安全性は高いとされていますが、有機農薬の一種です。
有機物質の残り方が少ないほど、安全性が高くなってきます。
毛虫は、春先に卵や幼虫の状態で駆除するのが、一番良いと言われています。
なかには、卵のうちから毒性をもっている種類の毛虫もいますので、早めの対策が必要です。
今回ご紹介した方法で、毛虫を駆除し、大切な木や作物を守ってくださいね。