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電子レンジって便利ですよね。
でも、せっかくの電子レンジも上手に使いこなさないともったいないですよね。
そこで今回は、電子レンジの上手な使い方と温め方、上手に解凍するコツなどについてご紹介しましょう。
電子レンジの上手な使い方とは?
電子レンジは、私たちの目には見えない電波を出しています。
その電波は、温めたい食品の中に含まれている水分を振動させながら吸収され熱をおこします。
その熱によって食品が加熱調理されるというのが電子レンジの仕組みです。
ただし、温めたい食品の水分量の違いによって、電子レンジの使い方も多少違ってきます。
そこで、電子レンジの上手は使い方をご紹介しましょう。
電子レンジの上手は使い方

食品の大きさを同じようにそろえると熱の通りが均一になるため、加熱ムラがなくなります。

食品を加熱する時に一度に大量に電子レンジに入れると、加熱するのに時間がかかるだけでなく、加熱ムラができてしまいます。
なので、少しづつ小分けしてから加熱すると上手くいきます。

食品をそのまま電子レンジで温めるよりも、ラップやふたをした方が食品から出る蒸気を閉じ込めることができます。
そのため、加熱ムラが少なくなり、しかもよりやわらかく仕上がります。
ただし、揚げ物など食品によってはカラッと仕上げたい場合には、ラップやふたをすると逆に蒸気でペチャっとした仕上がりになるので注意してください。

電子レンジで加熱調理する際は、調理する材料や量に応じて途中で時々かき混ぜたり、裏返したりすることで、加熱ムラが少なくなります。

食品をターンテーブルの中心部にまとめて置き過ぎると加熱ムラができやすくなります。
その場合は、ターンテーブルの端まで均等に置くようにすると電波がムラなく通るため、加熱ムラもなくなります。
電子レンジでコンビニ弁当や冷凍ピラフの上手な温め方
電子レンジでコンビニ弁当などの上手な温め方があるのをご存知ですか?
電子レンジの機種や機能などによって、入れて加熱ボタンを押すだけというものもありますが、そうでない場合の上手な温め方をご紹介しましょう。
まず、コンビニのお弁当を保存する時は、ジプロックなどのジッパーが付いている袋に入れ、野菜室で保存します。
この場合、冷蔵庫で保存するとご飯の水分量が減ってかたくなってしまいます。
そして、食べたい時に袋から取り出して電子レンジに入れて温めるだけです。
ちなみに、少しやわらかいご飯にしたい場合は、お弁当を温める前にご飯の表面だけに水をふってから、再度ふたをするかラップをかけてから温めると美味しくなりますよ。
また、電子レンジで冷凍のピラフを上手に温める方法も一緒にご紹介しておきますね。

次に袋から冷凍ピラフを出してお皿に盛りますが、この時、中央を凹ましてドーナツ型に盛るようにしてください。
冷凍ピラフを盛ったお皿の上からラップをして、指定されている時間に合わせて電子レンジに入れて温めます。
チンした後に取り出して、お皿の底が温かったら冷凍ピラフの全体が温まっている証拠ですから、それで出来上がりです。
もしもまだお皿の底が少し冷たい感じがしたら、一度ラップを開けて、中の冷凍ピラフを軽くかき混ぜた上でラップをして、追加で1分ぐらい加熱したら完成です。
なお、あらかじめ電子レンジのターンテーブルに割り箸を2本置き、冷凍ピラフを盛ったお皿をその上に乗せて温めると、お皿の下にすき間ができるため熱伝導が良くなって加熱ムラが少なくなりますよ。
電子レンジで上手に解凍するコツは?
冷凍したご飯や食パンを解凍したいけど、上手くできないって悩んでいるかも知れませんが、上手に解凍する方法があります。
冷凍したご飯を上手に解凍する方法
冷凍したご飯の場合は、そのままカチカチに凍った状態で電子レンジするのが一番簡単です。
この場合、冷凍ご飯を解凍してから温めるのではなく、最初から温めるのがコツです。
ただし、電子レンジの機種や性能の違いなどによって出力数が違います。
また、温める冷凍ご飯の量も違いますから一概には言えませんが、600Wの出力数で200g(お茶碗一杯分)を温める場合は、約2分~3分です。
なお、冷凍ご飯を電子レンジを使わずに温める方法もあります。
カチカチに凍った冷凍ご飯を保温にした電子ジャーのお釜の中に入れるだけです。
この方法だと、朝起きてから冷凍庫から凍ったご飯を取り出して、空の電子ジャーのお釜の中に入れておけば、夕方にはホカホカのご飯になっていますよ。
冷凍した食パンを上手に解凍する方法
冷凍した食パンの場合も、凍ったままオーブントースターで焼くのがコツです。
この場合、冷凍した食パンを電子レンジで解凍すると周りの水分を吸ってビチャっとなりますから、解凍しないで直接焼くほうが美味しく仕上がります。