昆布だしを使ったレシピには色んな料理がありますよね。
特に、お味噌汁やおでんなどに昆布だしを使うと最高に美味しいんですよ。
でも、昆布だしの取り方が分からないって方も結構多いのではないでしょうか?
そこで今回は、昆布だしの取り方が簡単にできる方法や離乳食への使い方と注意点、水出しする場合などについて、ご紹介します。
昆布だしの取り方が簡単にできる方法とは?
昆布だしの取り方が簡単にできる方法を紹介します。
昆布5gに対して、水500ml、昆布10gなら、水1mlです。
昆布は、5cm角くらいの大きさに切りますが、それで大体2gです。
そして、昆布を水につける前に、濡れたふきんで表面をキレイに拭きます。
その理由は、昆布は砂浜で乾燥させるため、表面に砂などが付いていることがあるからです。
また、水洗いしてしまうと、せっかくのうまみ成分が流れてしまいますので、拭いてキレイにするようにしましょう。
次は、鍋の中に水と昆布を入れて、30分ぐらい漬けて置いておきます。
その後、中火にかけ、沸騰する直前に昆布を取り出します。
鍋の底に小さな泡が出始めたぐらいのタイミングで取り出しましょう。
この場合、沸騰させて、長く入れていた方がうまみ成分が多く出ると思われるかも知れませんよね。
実は、そうではないんです。
なぜなら、煮出しすぎてしまうと、昆布の粘り成分まで抜け出してしまい、風味が損なわれてしまうからなんです。
なので、昆布だしの取り方で注意する点は、この昆布を取り出すタイミングがとっても重要ですよ。
昆布だしの取り方で離乳食に使うには?
昆布だしって、実は離乳食にも向いているんですよ。
離乳食は、食材本来のうまみを使った薄味で作ることが基本とされているんです。
そんな離乳食に使う昆布だしの取り方は、普通の昆布だしの取り方と同じです。
特に、分量ややり方の違いなどはありません。
そんな時には、昆布だしを使って作ってみましょう。
まず、野菜を昆布だしで煮て、すりつぶしますが、裏ごしでも構いません。
この時に、昆布だしで伸ばすと素材の味が一段と引き立ちますよ。
離乳食も自然本来の味で、子供の味覚を育ててあげたいし、安心な物を食べさせたいですよね。
そこで、離乳食に昆布だしを使う際に注意する点は、市販のだしや添加物の入った調味料は使わないことです。
だしがすでにパックになっている市販のものは、昆布だけではなく、かつおぶしやさばぶしなど、いろんなものが混ざっています。
なので、アレルギーを引き起こす可能性があるんですよ。
その点、家で取った純粋な昆布だしだと安心して使えますね。
昆布だしの取り方で水出しの場合はどうする?
昆布だしの取り方で、湯出しではなく、水出しでやる場合の方法と注意点を紹介します。
まず注意点としては、水出しの場合、湯出しする時と比べて昆布と水の分量が変わります。
カットする昆布の大きさは同じで構いませんが、湯だしする時よりも昆布の量を倍にします。
昆布10gに対して、水500ml、昆布20gなら、水1mlになります。
昆布を水につける前に、濡れたふきんで昆布の表面を拭くのは湯出しする場合と同じです。
その後、鍋ではなく、密封できる容器の中に水と昆布を入れて、10時間ぐらい置いておきます。
つまり、浸け置き時間も長くするのも注意点の一つです。
その後、昆布を取り出します。
水出しするとその時に一気に使わなくても、その都度、必要な量だけ鍋に入れて使えるので便利ですよ。
容器に入れた状態で冷蔵庫で保存すると、3日ぐらいは持ちます。
また、水出しする場合は、硬度の高い水ではなく、日本の天然水のような軟水を使いましょう。
なぜなら、硬度の高い水だとアクが出たり、昆布の旨味を十分に引き出すことができないからなんです。
昆布だしの取り方で水出しする場合は、以上のような点に注意してくださいね。
まとめ
だしを取るのって面倒だと思い、市販のだしの素などを使っている方も多いと思います。
でも、昆布だしは意外と簡単に簡単に取ることができるんですよ。
また、昆布だしは離乳食にも安心して使えます。
薄味で素材のうまみをそのまま使うことができる昆布だしは、離乳食にも向いています。
昆布だしの取り方には、湯出しで取る方法と水出しで取る方法があります。
料理を作る前に湯出しするのが面倒であれば、前の晩から水に昆布をつけておく水出しだと便利ですよ。