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夏に車中泊をする場合、暑さ対策が一番のネックですよね。
クーラーを一晩中付けっぱなしにできたらいいのですが、騒音や燃料代の問題あるので中々そういうわけにはいきません。
そこで今回は、夏の車中泊の暑さ対策と虫よけネットを自作する方法と、車中泊の結露対策などについてご紹介しましょう。
夏の車中泊の暑さ対策とは?
車中泊をする場合、夏の季節だけでなく日中に温度が高くなると車の中の温度は蒸し風呂みたいに高温になります。
そのため、熱中症や脱水症状を起こしやすくなるので、しっかりと暑さ対策をする必要があります。
夏の車中泊の暑さ対策
● 日が落ちると気温も下がるので、寝るまでは全部の窓を全開にしておく。
● 後のハッチバックのドアを上げ、スダレを取り付ける。
● 窓に虫よけネットを付ける。
このような方法が夏場などで車中泊の暑さ対策として考えられます。
しかし、それでも我慢できないぐらい暑い場合は、クーラーをこまめに付けたり、一晩中付けっぱなしにするしかありません。
ディーゼル車なら軽油なので燃料代も安く済みますが、ガソリン車の場合は一晩で約1,000円ぐらいはかかります。
ただし、クーラーを付けるにはエンジンをかけっぱなしにしないといけないのですが、そうなると騒音の問題も出てきます。
特にディーゼル車の場合は、アイドリング時でもガラガラとうるさい音がしますし、耳に残る振動も出ますから周りの迷惑になります。
なので、できるだけクーラーを使いたくない場合は、上記にあげた方法で暑さ対策を工夫してみましょう。

その後、寝る時に後のハッチバックを上げてスダレを付けるか、窓に虫よけネットを付けて車内の風通しを良くし、熱がこもらせないようにしましょう。
ハッチバックにスダレを付ける場合は、すき間から虫が入ってきますので、虫よけスプレーをしっかり塗って、スダレの下の両端に蚊取り線香を2つ炊くようにします。
なお、蚊取り線香は車内で炊くとけむくて寝れなくなるので、必ず車外に置くようにしてください。
窓に虫よけネットを付けた場合でも、夜間のトイレ等で窓を開け閉めする際に蚊などの虫が入ってきますから、ドアの下に蚊取り線香を置くか、車内の窓の付近に虫コナーズなどを吊るします。
特に乳児や幼児などの子供と一緒に車中泊する場合は、熱中症と脱水症状にならないように、暑さ対策と水分補給は十二分にしてください。
車中泊の虫よけネットを自作する方法
車中泊の暑さ対策と虫よけとして、車の窓に虫よけネットを自作する方法をご紹介します。
虫よけネットの作り方

車の窓全部に取り付ける場合やサンルーフにも取り付ける場合は、購入する網の長さに注意してください。
左右のドアの前と後の4面に取り付けるのなら、余裕を見て約2m~3mもあれば十分です。
網をドアの内側の窓枠に合わせ、四隅をガムテープでマーキングします。
ガムテープでマーキングしないまま網を切るとバラバラになるので注意してください。
マーキングした網をハサミで切り、それをドアの内側の窓枠に合わせてみて、すき間がないか確認します。
すき間があるとそこから虫が入ってきますので、内側の窓枠よりも外側に合わせて切るのがポイントです。
切った網をドアの内側の窓枠に合わせ、その上から四隅をガムテープで止めます。
ドアの内側に取り付けることで、昼間に留守にする場合は窓ガラスを閉めれますし、夜間に寝るときは窓ガラスだけを開けて網戸みたいに使えます。
なお、窓枠にガムテープを貼り付けると、粘着部分が残って汚くなる場合があります。
その場合は、切った網の周囲にシート状になったマグネットを切って貼り付け、それを窓枠にくっ付けると取り外しも便利ですよ。
車中泊の結露対策はどうする?
車中泊する場合、暑さ対策だけでなく結露対策も必要です。
冬は外気との温暖さで窓の内側に結露ができやすくなりますが、夏場でも雨の日などは湿気で結露が発生します。
車の中に発生する結露はカビの発生の原因にもなりますから、十分な結露対策も考えておきましょう。
車中泊の結露対策

なお、車中泊が長くなると下に敷いている布団や毛布なども汗を吸っていますから、それらも一緒に日光干しするようにしてください。
雨で窓が開けれない時は外気導入にしてクーラーを付ける。
室内循環にしてクーラーを付けても、窓ガラスの結露や曇りは取れないので、必ず外気導入にしてください。
キャンプなどで使う厚さ5mmぐらいの銀マットを窓ガラスに取り付ける。
この場合、その銀マットをドアの内側の窓枠に合わせ切り、その四隅を両面テープで止めるだけです。
もしも銀マットがない場合は、ダンボールを同じように切って貼っても構いません。
窓ガラスに銀マットやダンボールを張ると結露防止だけでなく断熱効果もあるので、冬場や朝方の冷え込み防止にもなりますよ。