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わたしが務めている会社には、スポーツ好きで毎日マラソンしている30代の男性がいます。
でも、頻繁にこむら返りが起こり、足のふくらはぎがつってしまうそうなんです。
彼だけでなく、どうしてそんなにこむら返りが頻繁に起こるのかと悩んでいる方が結構多いのかも知れませんね。
そこで今回は、こむら返りが睡眠中やマラソンなどのスポーツ中になる原因、こむら返りの予防法などについて紹介していきます。
こむら返りの原因で睡眠中になるのはなぜ?
こむら返りとは、足のふくらはぎが突然つってしまうことです。
こむら返りが起こると、痛いのなんの…。
そんなこむら返りが睡眠中に起こったという経験をしたことありませんか?
痛くて飛び起きてしまいますよね。
心地良い眠りから突然起こされてしまい、しかも、その後の痛みも辛いんですよね。
睡眠中のこむら返りは、健康な人でも起こります。
こむら返りが睡眠中に起こる原因

また、筋肉を冷やしてしまったりして、筋肉の血行が悪いと起こりやすくなります。
さらに、体の中の水分やミネラルが不足してしまうと、起こりやすいです。
なので、寝る前の水分補給はしっかりとしておいた方がいいですよ。
あと、睡眠中は脚がまっすぐに伸びているものの、ふくらはぎは収縮している状態になっています。
それが運動神経の誤動作を起こしてしまい、こむら返りが起こりやすい原因の一つとなっています。
マラソン中にこむら返りになる原因とは?
マラソン中のこむら返りの原因として考えられるのは、3つあります。

運動量に対して見合う筋力が、まだ十分ついていないうちに、無理な運動をしてしまっている可能性が大きいですね。
その反対に、これ以上は筋肉を伸ばしてはいけないという命令が脳に伝わり、脳がストップをかけてしまうことで、急にこむら返りが起こってしまうこともあります。
二つ目の原因は、水分不足です。
マラソンすると汗をたくさんかき、どんどん水分が体内から出ていってしまいます。
その分を補給してあげないといけないですし、マラソンする前からある程度、水分補給しておきましょう。
三つ目の原因は、気温や血行の悪さです。
外が寒いと体温も低下して血流が悪くなるので、こむら返りが起こりやすくなります。
寒い時は体を冷やさないように対策していきましょう。
こむら返りを予防する方法とは?
こむら返りは一度なるとくせになり、何度もくり返してしまうことがあります。
なので、日頃からの予防対策が大切です。
こむら返りを予防する方法を3つ紹介しましょう。

運度する前でも寝る前でも、しっかりとふくらはぎのストレッチとマッサージをしてあげることが大切です。
ふくらはぎを手で軽く揉んだり、ほぐしてあげることで、筋肉の疲れが解消できます。
特に運動する前はしっかりとストレッチし、軽くウォーミングアップをして体を温めるのがポイントです。
そして、運動した後も疲れをためないように、同じようにストレッチやマッサージを行いましょう。

足の筋肉量を増やすには、スクワット運動が効果的ってご存知ですか?
ゆっくりと膝を曲げ伸ばしするという簡単な動きですから、マラソンをする場合は1日50回~100回程度してみてはいかがでしょう。
筋力がつけば、こむら返りも起こりにくくなるはずですよ。
正しいスクワット運動のやり方

ミネラルの中でも、カルシウムやマグネシウムを多く摂るようにしてください。
カルシウムは小魚や乳製品から、マグネシウムはナッツ類や大豆製品から摂取できますよ。
まとめ
睡眠中のこむら返りは、年齢とともに起こりやすくなるのも確かです。
その理由は、筋力の低下や運動不足などとも関係しています。
睡眠中にこむら返りが頻繁に起こる方は、寝る前の水分補給とストレッチやマッサージから始めてみてください。
運動中にこむら返りが頻繁に起こる方も、運動前の水分補給とストレッチやウォーミングアップを十分に行うことで軽減できるはずです。
突然起こるこむら返りを予防するために、毎日できることからやっていきましょう。