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電子レンジって故障も滅多とないですし、そんなにしょっちゅう買い替えるものでもないですよね。
でも、家庭で使っている電子レンジって、何年ぐらいが寿命で使えなくなるんだろうと不安になる方もいらっしゃるかも知れません。
そこで今回は、電子レンジの寿命は何年なのか、温まらないのは故障なのか、買い替えるタイミングや時期はいつ頃が良いのか、などについて紹介していきます。
電子レンジの寿命は何年なのか?
電子レンジには、マグネトロンといわれる特殊な真空管が取り付けられています。
ここから電波(マイクロ波)が放出され、食品を温める仕組みです。
このマグネトロンは電子レンジの心臓とも呼ばれていて、「マグネトロンの寿命」=「電子レンジの寿命」といってもいいかもしれません。
そんなマグネトロンの総作動時間は「約2000時間」。
と言われても、あまりピンときませんよね。
つまり、一般家庭の使用頻度で、電子レンジの寿命は約10年は持つという計算になります。
ただし、10年近く経って、マグネトロン自体は正常に動いていても、タイマーなどが故障して使えなくなる、なんてことも結構あるようですね。
電子レンジで温まらないのは故障なのか?
電子レンジで温まらなくなったら、故障の可能性が高いです。
その場合は、マグネトロンとインバーターの基盤交換が必要となります。
修理に出すと、部品交換や工賃などで、約10,000~15,000円ぐらいの修理代がかかります。
下手すれば、購入した時の価格よりも修理代の方が高くつくかもしれません。
修理する前に、修理代の見積もりを出してもらって、もしも高いようなら買い替える方が安いかもしれませんね。
また、使っている電子レンジの年数によっては、もう部品自体がメーカーにない場合もあります。
つまり、9年以上使っていて故障した場合は、部品がないので修理できないため、買い替えるしかありません。
故障以外で、電子レンジで温まらない原因とは?

その場合は故障ではないので、電波をはじくアルミホイールなどを取り除くと、普通に温まるはずです。
ターンテーブルの中央からズレていることが原因の場合もあります。
電子レンジは、一般的に右側にスイッチがありますが、それと同じ方向にマイクロ波を放出するマグネトロンが付いています。
そこからターンテーブルに向かってマイクロ波を出して食品を温めるのですから、できるだけ中央の置いた方が温めのムラが少なくなります。
例えば、片方にズレていた場合、ターンテーブルが回る際に、マイクロ波が食品に当たる距離が長くなったり、短くなったりしますよね。
すると、食品が熱いところと冷たいところができたり、外は熱いが中は冷たいままなど、均一に温まらない原因ともなるのです。
ただし、ターンテーブルの中央に置いても通常だと普通に温まるべきものが、電子レンジで温まらなくなったら、それは故障ですね。
電子レンジの間違った使い方
電子レンジを買い替えるタイミングや時期は?
電子レンジは普通に使っていたら、そんなにしょっちゅう故障するものでもないので、なかなか買い替えのタイミングもわからないですよね。
長年使っていても、普通に使えてしまうなんてことも多いのではないでしょうか。
我が家も以前使っていた電子レンジは、15年以上は経っていました。
そろそろ寿命かな、というよりも、ただ温めるだけという機能しかないものでしたから、機能が多くて、消費電力の少ない電子レンジに買い替えました。
では、電子レンジを買い替えるタイミングや時期はどうしたらいいのかと言うと、
その目安として、電子レンジの加熱時間が今までよりも長くなってきたという時です。
それは、電子レンジの寿命が限界に近づいている可能性があります。

電子レンジを買い替える時期は?
家電量販店の決算時がお買い得です。
家電量販店の決算時は、通常よりも値引き幅が大きくなります。
ただし、店員さんとの交渉次第です。
家電量販店側も決算時は利益確保を考えていますし、相手も人間なので、高圧的な態度とかで交渉すると、そんなに安くはならないことも多いです。
値引き交渉が苦手な方や面倒くさい方などは、現物は家電量販店で機能や価格などを調査して、購入する時はネットで買う方がいいでしょうね。
ネットでも、大手の価格比較サイトなどで検索すると、家電量販店で調査した価格よりも、かなり安く買えますよ。
また、新しいモデルが出るとその前の古いモデルは安くなりますから、買い替えるなら、このような時期を狙うのがおすすめです。
まとめ
一般家庭の電子レンジの寿命は、約10年ぐらいだと言われています。
電子レンジの加熱が弱くなってきたら、買い替えのタイミングです。
そして、温まらなくなったらそれは故障です。
故障して急に使えなくなる前に、少し様子がおかしいなと感じ始めたら、買い替えを検討していきましょう。