先日、会社を寿退社した友人から電話がありました。
その電話の内容というのが、仲人についてのことだったんです。
仲人へのお礼の金額がどれくらいなのか。
また、仲人への中元とお歳暮はいつまで贈り続けたいいのかとか、やめる場合はどうしたらいいのかなど色々聞かれ、困ってしまいました。
なぜなら私自身まだ独身ですし、そんなことを聞かれても自分も正直わからなかったからなんです。
そこで、結婚している私の姉に、こんな場合はどうしたら良いのかを聞いて伝えたら、すごく喜んでくれましたよ。
仲人へのお礼の金額の相場は?
まずは、仲人に対するお礼の金額の相場ですが、一般的にはご祝儀の2倍ぐらいで10~20万円ぐらいです。
姉の場合は日頃からお世話になっている方でしたので、20万円にしたそうです。
その金額をご祝儀袋に入れ、それとは別にお車代として1万円、そして、菓子折りを添えて渡したと言ってました。
ちなみに、お礼の金額の基準はこちらからお願いした仲人と、挙式当日だけの頼まれ仲人などによっても異なってきます。
こちらからお願いした仲人の場合は、その方の労力やお手間を考えた上で、その地域の慣習なども考慮しながら失礼にならない金額にしましょう。
なお、頼まれ仲人の場合でしたら、お礼に10万、お車代に1万をお渡しすれば十分ですよ。
仲人へのお中元とお歳暮はいつまで?
次に、結婚式以降、仲人へのお中元やお歳暮はいつぐらいまで贈り続けたらいいのか悩むところですよね。
一般的には大体3年間ぐらいです。
ただし、その方との関係性にもよりますし、ハッキリと3年間と決まっているわけではないので、あくまでも3年間というのは目安です。
仲人という大役をお受けいただいていますけど、言い方は悪いですが、結婚式当日だけのことですからね。
日頃それほど交流のない方に何年間も贈り続けることで、相手の方に逆に気を遣わせてしまうことにもなり兼ねません。
お中元やお歳暮は、元々その年にお世話になったことへの感謝の気持ちで贈るものです。
なので、仲人へのお中元やお歳暮もいつまで贈るかは、今後も引き続きお付き合いをしていきたいかどうかで決めれば良いですよ。
お中元やお歳暮のやめ方
仲人のお中元やお歳暮をやめ方ですが、特に決まったルールはありません。
ただし、突然連絡もなしに急にやめてしまうというのは、何だか失礼な感じもしますよね。
そこで、失礼にならないお中元やお歳暮のやめ方としては、その年の最後にお歳暮を贈る際に、一筆添える方法をおすすめします。
一筆添える場合の文章例
○○様には深く感謝いたしております。
どうもありがとうございました。
このような短い文章でも、仲人をして頂いた先方も察してくれるはずです。
来年以降は、暑中見舞いや年賀状だけで構いません。
まとめ
結局、その友人の仲人へのお礼の金額は、10万円ということしようという話になったそうです。
また、お中元やお歳暮については、その先、友人たちが仲人の方と交流が続くことがあるかもしれないので、その時に考えたらいいのでは、という話でおさまりました。
結婚式のお祝いの金額もそうですが、一般的な相場があったとしても、こればかりはその人との関係性によって異なってきますものね。
結婚式などの冠婚葬祭ごとは、社会人としての基本的なマナーでもあります。
しかし、何事もわからなければ、こうした基本と相場に従うのが一番かもしれませんね。