しゃっくりって急に出たりするので困りますよね。
特に職場などで会議中にしゃっくりが出てると焦ってしまい、止めようとしても中々思うように止まりません。
そのような時に限って、急に指名されて意見を求められたりして、皆に大爆笑された経験があります。
また、生後数ヶ月の赤ちゃんがしゃっくりしだすと可哀相で、お母さんとしては直ぐにも止めてあげたいですよね。
そんなしゃっくりの止め方の簡単な方法や、その原因、赤ちゃんに効果的なしゃっくりの止め方についてご紹介します。
しゃっくりは横隔膜の痙攣が原因!?
私も数日前に、急にしゃっくりが出てビックリしました。
別に何か変わった事をしたわけでもないし、変なものを食べた記憶もないからです。
そんなしゃっくりで多い原因が、横隔膜にある神経の痙攣(けいれん)によって引き起こされるというのが一般的です。
私たちの体の中にあるその横隔膜は、胸の肋骨の一番下にあります。
みぞおちのちょっと上のところを軽く2本の指で押さえ、咳をすると動く部分が横隔膜です。
その横隔膜にある神経は、呼吸のリズムや副交感神経などを統括している中枢神経に刺激が伝わると、痙攣(けいれん)を起こすと言われています。
でも、その明確なメカニズムは、現在も医学的に解明されていないのが現状です。
ただし、しゃっくりを止めるには、その横隔膜にある神経の痙攣(けいれん)止めさえすれば簡単に止まることは判明しています。
しゃっくりの止め方で簡単な方法とは?
しゃっくりの止め方にも、色んな方法があります。
例えば、水を飲むとか、舌を引っ張る、眼球を圧迫する、誰かに脅かしてもらうなどの方法です。
これらのしゃっくりを止める方法は、誰もが一度はやった経験があるかも知れませんね。
そんな数あるしゃっくりの止め方の中でも、簡単な方法を2つご紹介します。
それは私もいつもやってる方法で、ほとんど確実と言っていいぐらい止まりますよ。
1つ目は、水を口に含んで飲み下す方法です。
まず普通に正面を向いて、一口だけ水を含みます。
そのまま顔を上に向け、口と喉が一直線上になるようにします。
その状態で、口に含んだ水をゴクリと一気に飲み下します。
これで大体1回で止まりますが、止まらなければ数回繰り返します。
2つ目は、息を止める方法です。
普通の状態から息を少しづつ吸いながら、限界まで吸い続けます。
限界まで吸ったら、その状態で息をしばらく止めます。
この方法も大体1回やれば止まりますが、止まらなければ数回繰り返します。
これらの簡単なしゃっくりの止め方をやるようになってからは、急にしゃっくりが出ても慌てずに対処できるようになりました。
しゃっくりの止め方 赤ちゃんの場合は?
生後数ヶ月の赤ちゃんが泣きじゃくりながら、しゃっくりをしてると何とかして止めてあげたいと思うのが親心ですよね。
そこで、友人の赤ちゃんがしゃっくりが止まらなくて病院に行った時に、お医者さんに教えてもらった方法を聞きました。
そのやり方は、白湯に砂糖を少し加えて飲ませるという方法です。
加える砂糖の量は、白湯の1割り程度です。
また、飲ませる量は50ccぐらいで良いそうです。
その他に、赤ちゃんのしゃっくりの止め方としては、私の母親に聞いた話ですが・・・
薄めたお茶や白湯を飲ませると、簡単にしゃっくりは止まると言ってました。
ちなみに、赤ちゃんがしゃっくりをする原因は、母乳やミルクを飲み込む際に、空気も一緒に吸ってしまって、横隔膜がけいれんを起こすためだと言われています。
また、赤ちゃんは体温の変化に敏感で、特にオムツが濡れたりして体温が下がったりすると、しゃっくりが起きやすいと言われています。
それと、友人がお医者さんに言われた話では、赤ちゃんのしゃっくりは、成長過程で当然に起こることなので、そんなに神経質にならなくても良いそうです。
つまり、しゃっくりが止まらなくても、その内に自然と止まるので放っといても構いませんとのことだったそうですよ。
意外にも赤ちゃんのしゃっくりって、大人が思うほど苦しくはないみたいですね。