冷え性の人は痩せにくいと言いますよね。
確かに同じものを食べても太りやすい人と太りにくい人がいます。
では、食べても太りにくい体になるにはどうしたら良いのでしょうか?
そこで今回は、冷え性の人が痩せにくい理由と冷え性を改善する食べ物や飲み物、冷え性の人がダイエットに効果的な食べ物などについてご紹介します。
冷え性の人が痩せにくい理由とは?
ダイエットしても痩せにくい原因のひとつには、冷え性という体質にあります。
普段から体温が低めの人や手足の先が異常に冷たい人が結構多いのですが、どうして冷え性の人は痩せにくいのでしょうか。
その理由は、体が冷えていると脂肪を燃焼するための代謝が上がりにくくなるので、消費するカロリーも少なくなります。
そのため、消費できなくて余ったカロリーが体内に脂肪として蓄えられ、太りやすくなってしまうというわけです。
また、冷え性の人は胃腸の働きも弱く、食べた物をうまく消化できずに残った未消化の食べ物が腸に溜まりやすくなり、体に必要な栄養の吸収も悪くなります。
その結果、脂肪や糖分を燃やすために必要な栄養素が吸収されないことで、カロリーを燃やせずに痩せにくくなるという悪循環を繰り返してしまいます。
冷え性を改善する食べ物や飲み物とは?
冷え性を解消するには、まず体を温めることが大切です。
そのためには、できるだけ体を温めるような食べ物を選ぶようにしましょう。
冷え性を改善する食べ物や飲み物を選ぶポイント
収穫時に地中に埋まっているもの
寒い所で穫れるもの
香りの強い薬味のもの
食べ物や飲み物自体が温かい味噌汁やスープなどは、体の芯から温めてくれます。
収穫時に地中に埋まっているジャガイモやニンジンなどの根菜類は、体を温めてくれるので冷え性の人にはおすすめの食材です。
特にジャガイモやニンジンなどはカレーやシチュー、肉じゃが、ポトフみたいに、できるだけ食材をそのままに近い形で調理して食べるようにしましょう。
寒い所で穫れるリンゴやサクランボ、ぶどうなどのフルーツや、サケやマグロ、鯖などの魚は、体を温めてくれるので積極的に摂るようにしましょう。
香りの高いショウガやニンニク、ネギなどの薬味は、体を温めてくれるので冷え性の人におすすめです。
冷え性の人がダイエットに効果的な食べ物とは?
ダイエットをするには、体の冷えは大敵となります。
体が冷え性だと元々の基礎代謝が低く、脂肪やカロリーを燃焼する効率が悪いため痩せにくい体になっています。
そんな冷え性の人がダイエットするのに効果的な食べ物は、体を内側から速攻で温めてくれる汁物が一番です。
特に汁物の中でもおすすめしたいのが味噌汁ですね。
味噌汁には、ダイエットでキレイに痩せるための大豆イソフラボンが豊富に含まれています。
また、その出汁には昆布やカツオ、イリコや煮干しなどには体内酵素の正常な働きとエネルギーの燃焼を助けるマグネシウムやカリウムが効率よく摂れます。
なので、ご飯には味噌汁を必ずセットで食べるようにしましょう。
さらに、味噌汁を飲むタイミングも重要です。
ご飯やおかずを食べる前に、味噌汁を最初にひと口飲んでおくと、あとから食べるご飯やおかずが消化されやすいだけでなく、食べ過ぎも防いでくれますよ。
毎食の度に味噌汁を作るのが面倒くさい場合は、インスタントの味噌汁でも構いません。
冷え性の人がダイエットするには、できるだけ味噌汁を飲む習慣をつけるようにしましょう。
まとめ
食べても太りにくい体になるには、体の中から温めることが大切です。
そのためには、食事に温かい味噌汁やスープを付け、煮物や炒め物などの温かいおかずを積極的に食べるようにするといいでしょう。
また、体を温めるショウガやニンニク、ネギなどの薬味を加えるのもおすすめです。
味噌汁と合わない外食メニューなら、ミネストローネやオニオンスープ、ワカメスープなどの体を温めるスープを一緒に注文すると良いですね。
冷え性の解消してダイエットでキレイに痩せるためにも、体を温める食材やメニューを取り入れながら痩せやすい体を手に入れましょう。