不整脈って、大人の高齢者だけでなく、お腹の中の胎児や赤ちゃん、子供でも起こしたりしますよね。
今まで何もなかったのに、突然に不整脈になったら・・・
そう思うと、急に不安になる方も結構多いのではないでしょうか。
そこで今回は、不整脈を起こす原因とは何なのか、その症状のチェックリスト、治療方法や費用はどれくらいかかるのか、などについて紹介しましょう。
不整脈を起こす原因とは?
正常時の心臓は、1分間に約60~70回ぐらい一定のリズム(間隔)で脈を打っています。
このリズムが不規則に飛んでしまったり、遅くなったり、早くなったりと乱れた状態のことを不整脈と言います。
私も人間ドックへ行くと、たまに不整脈と言われることがあるんですよね。
そもそも不整脈を起こす原因として、一番多いのが加齢です。
中高年以上の方に現れることが多く、心肺機能の衰えが一番の原因なのです。
つまり、歳を重ねるごとに、誰もが不整脈になっていく傾向にあると言うことです。
その次に多いのが、日常生活の中でのストレスだと言われています。
不整脈の原因は、半数以上が心臓に病気がある方ですが、残りはストレスが原因だそうです。
例えば、睡眠不足や不規則な食生活、長時間の仕事、たばこ、お酒の飲み過ぎ、人間関係、運動不足といった日頃の生活習慣。
仕事へのプレッシャーや将来への不安など、心身のストレスが原因で不整脈を起こしてしまう場合がとても多いのです。
ちなみに、ストレスからくる不整脈は、年齢には関係ありません。
不整脈とは何か?
不整脈の症状のチェックリスト
不整脈の症状はなかなか自分では気づけないものです。
私も自分では自覚症状もなく、全然わかりませんでした。
そこで、あなたに不整脈の症状があるのかセルフチェックしてみてください。
【不整脈の症状のチェックリスト】
ふらふらする、めまいがする
突然、胸がドキドキする
脈が飛ぶことがある
胸が苦しくなる時がある
締めつけられるような感覚がある
上記のような症状があったとすると、不整脈の疑いがあります。
ただし、不整脈はあまり気にしなくてもいいようなものもあります。
でも、心臓にかかわることでもあるので、命にかかわるような危険度の高い病気によって引き起こされいるものもあるかも知れません。
なので、もしも気になるようであれば、病院へ行ってお医者さんに診察してもらいましょう。
また、下記の項目の中で3つ以上当てはまる場合は、一度、循環器内科を受診することをおすすめします。
喫煙、飲酒がやめられない
運動中や運動後にいつも胸が苦しくなり、痛くなる
健診などで心臓や脈拍の異常を言われた
以前に不整脈が起こったことがあり、失神したことがある
不整脈の治療方法と費用は?
最後に、不整脈の治療方法と費用について紹介しておきましょう。
ストレスからくる不整脈は期外収縮と言われ、ストレスをなくすことが最善の治療方法です。
もっとも、精神的なストレスと同時に、生活習慣の乱れが体のストレスとなっている可能性があります。
なので、食生活の改善や十分な睡眠時間の確保といった生活習慣の見直しをしてみてください。
また、心臓の病気が原因で起きる不整脈には、徐脈と頻脈がありますが、その場合は、きちんとした治療が必要です。
ペースメーカーは遅くなった自分の肺機能の代わりに、心臓の外から電気刺激を与えます。
そうすることで健康な人とほとんど変わらない生活ができるようになります。
頻脈の場合の治療方法は、カテーテルアブレーションという方法で、大きな手術をしなくても治せることが多いです。
不整脈の治療にかかる費用は?
また、入院治療費は高額医療申請すると、自己負担は約10万円ぐらいで済みますよ。
まとめ
私の不整脈は、今思うと日々のストレスや不規則な生活からきていたのかなって思います。
不整脈は特に気にしなくてもいい場合と怖い病気の可能性がある場合があります。
また、なかなか自分では症状に気づけないというのが不安でもありますよね。
少しそうかなと思った時は、今日紹介したチェックリストを参考にしてみてください。
不整脈が気になる時は、病院へ行って診察してもらうことをおすすめします。