引っ越ししたら、その家が新築でも中古でもお清めが必要って言いますよね。
でも、引越しのお清め方法などは、古くからやっているものだから、若い人たちにはどういう風にやるのか分からない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、引越し後のお清めの方法やお清めの塩はどう使うのか、お清めの風水はどうゆう風にやるのか、などについてご紹介しましょう。
引越し後のお清めの方法とは?
引越しすると、そこから始まる新しい生活にわくわくしてきますよね。
でも、引越しすると落ち着かない気持ちもあったり、自分の家族に体調不良や悪いことが起こったりすることもあると昔から言われているんです。
そんな不安や縁起の悪いことを防ぐために、昔から引越し後にはお清めをしてきたんです。
また、新築の家なら、建築に関わってきた業者の人たちの「気」が残っているとも言われています。
それが運のいい、良い気だったら問題ないのですが、決してそうとも限りません。
そのために一度お清めをし、穢れた気を追い払って、新しい気を部屋に呼び込むようにしましょう。
引越し後のお清めに使うのが、塩です。
塩には浄化作用があるんですよ。
引越し後のお清めの方法は?
陶器でできた小皿か正方形の無地の白い紙に、天然の粗塩を盛ります。
ここに清酒を少し振ると、お清めの効果がさらに上がると言われています。
きれいな「盛り塩」の作り方
引越し後のお清めの塩はどう使うの?
引越し後のお清めの塩の使い方は?
マンションやアパートの場合は、自分の専有部分の四隅に置きましょう。
あとは、リビングや寝室の四隅やキッチン、玄関、洗面所などにも置きます。
玄関のお清めの塩は、外から持って帰ってきた厄を払い、反対に幸運を呼び込むと言われています。
盛り塩は置くことで邪気を吸収していくので、週に1度は取り替えることがポイントです。
そして、お清めに使った塩はそのまま捨てるのではなく、キッチンのシンクや洗面所などで水で流すようにしましょう。
その理由は、盛り塩が吸収した邪気を家の外に洗い流すという意味があるからです。
引越し後のお清めの風水はどうやるの?
引越しの後、盛り塩をしたら風水を取り入れていきましょう。
風水では、この掃除が基本なんですよ。
引越し業者に頼むと、引越し前に大体掃除を済ませてくれています。
でも、自分の手と体全体を使って掃除することで、他人の気を追い出し、自分が一番居心地の良い空間を作ることができるんです。
水で濡らして固く絞った雑巾で、すべての部屋の床や壁を拭きましょう。
その時に、バケツの中に塩をひとつまみだけ入れると、さらに効果が上がります。
引越し後、1週間くらいは毎日拭き掃除をしてもいいくらいです。
これを毎日続けることで、自分の住みやすい空間へと部屋の空気が変わっていくのも実感できると思いますよ。
そして、風水では玄関は大切な場所のひとつです。
汚くて暗い玄関よりも、明るく清潔な玄関でなければ、良い気も訪れてくれません。
玄関にアロマや芳香剤などの良い香りがするようなものを置いてみるのもいいですよ。
それと、玄関マットも大切なポイントです。
パステルカラーの明るいものを敷き、こまめに洗濯して清潔にしておきましょう。
まとめ
引越し後のお清めは、これからそこで新しく生活するためにとても大切なことです。
そんなこと少し面倒、なんて思われるかもしれませんが、昔の方がしてきたことには意味があるものです。
引越し後は、まずは盛り塩をしてお清めし、その後は、部屋の掃除、玄関の掃除。
良い気が通り、部屋にも行き渡るように、清潔できれいな状態を心がけていきましょう。