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コンビニやスーパーに行くと色んな種類のカップラーメンが売ってますよね。
有名なチェーン店とコラボしたカップ麺などもあってどれにしようか迷ってしまうぐらいです。
でも、カップラーメンには様々な添加物が入っているので危険だとか、食べ過ぎると体に悪いと聞いたことがあるのではないでしょうか?
そこで今回は、カップラーメンは本当に添加物だらけで危険なのか、カップ麺を食べ過ぎるとなぜ体に悪いのか、などについて紹介していきましょう。
カップラーメンの添加物で危険なものとは?
カップラーメンに入っている添加物で危険だと言われている代表的なものはこの5つです。

カラメル色素
かんすい
増粘多糖類
過酸化脂質
カップラーメンの麺や具材には加工デンプンやカラメル色素が使われていますが、これらには発がん性物質が含まれていると言われています。
また、麺のコシを強くし保存性を高めるために使用するかんすいには、リン酸が多く含まれているので腎臓障害を引き起こす恐れがあると言われています。
さらに、麺の粘りを増やし、食品どおしの接着に使用される増粘多糖類には、ファーセレランやトラガントガム、カラギナンなどが使われていますが、こちらも発がん性を高め、大腸障害を引き起こす可能性もあると指摘されています。
5つ目の過酸化脂質は麺を油であげることで発生し、賞味期限が長ければ長いほど過酸化脂質の量は増えていきます。
この過酸化脂質を一定量ネズミに与える実験をしたところ、すべて死んでしまう程の有害な物質なのです。
もちろん人が死ぬ程の量は麺に入っていませんが、古くなったカップラーメンを食べ過ぎると腹痛や下痢を起こす場合もあるそうですよ。
このように、カップラーメンにはガンや腎臓障害、腹痛、下痢などを引き起こす恐れがある添加物が含まれているのは確かです。
ただし、これらの添加物は国の基準を満たしていますし、入っている量も極少量です。
ですから、毎日続けて大量のカップラーメンを食べることでもしない限り、必ずしもガンや腎臓障害などになるわけではありません。
しかし、極少量とはいえカップラーメンには体に良くない添加物が入っているという事実だけは認識しておきましょう。
カップラーメンを食べ過ぎると体に悪い理由とは?
カップ麺が体に悪いのは添加物だけではありません。
カップラーメンを食べ過ぎると体に悪い理由は2つあります。

塩分が多いこと
それがなぜダメなのか、その詳しい理由を具体的にご説明しましょう。
容器が発泡スチロール製だとなぜ体に悪いのか?
カップラーメンの容器が発泡スチロール製であると、熱いお湯を注いだ場合に、発がん性物質のスチレンが溶け出すからです。
ある大手のカップラーメンの会社では、その問題に対して容器を発泡スチロール製から紙製の容器に変更しましたよね。
ただし、発がん性物質のスチレンが溶け出したとしても極微量なので健康には問題はないとのことです。
でも、消費者の不安を解消するには放おってはおけない問題だったということでしょうね。
塩分が多いとなぜ体に悪いのか?
カップラーメンには塩分が多いことも重要な問題です。
元々塩分は私たちの体に必要な物質なのですが、摂り過ぎると高血圧や胃ガン、腎臓疾患、不整脈などの病気を引き起こす原因になると言われているからです。
世界保健機関(WHO)でも、1日の塩分摂取量は5グラムに設定されています。
しかし、カップラーメンには塩分が5~8グラムも含まれているのです。
1日の塩分摂取量が5グラムなのに、カップ麺だけでもそれ以上の塩分を摂っている計算になりますよね。
朝昼晩と食べるその他の食事の中にも塩分は入っていますから、それを加えたらどれだけ塩分を摂り過ぎているのかが分かると思います。
もっとも、日本の厚生労働省では世界保健機関(WHO)よりも基準が甘く、1日に摂取する塩分量の目標値は、男性で8グラム、女性で7グラムと設定しています。
しかし、カップラーメンによってはスープまで完食してしまうと、8グラムを軽く超えてしまう可能性が高いのです。
ちなみに、カップラーメンの容器には麺とスープの塩分量が表示されています。
一般的に麺よりもスープの方が塩分量は約3倍も多く含まれていますから、スープまで完食するという人は、今後は体に悪いので止めておいたほうが良いですよ。
まとめ
今回はカップラーメンは本当に添加物だらけで危険なのか、カップ麺を食べ過ぎるとなぜ体に悪いのか、などについて紹介しました。
だけど、体に悪いとは思っていても、ついつい食べたくなるのがカップラーメンです。
どうしてもカップ麺が食べたい時は、毎日食べないこと、スープは全部飲み干さないことを心がけるようにしましょう。
特に妊娠中はカップラーメンの添加物や塩分などによる妊娠中毒症が心配なので、なるべく食べないか食べる回数を減らした方がいいですよ。