家族と同居していると、男性の洗濯物の臭いが気になりませんか?
洗って天日干しをしても、どうしてもタバコや汗臭いニオイが取れずに悩んでいる方も多いと思います。
私の父親も脇臭ではないのですが、肉や添加物が入った食品をよく食べるせいか、洗濯物に残る臭いが気になるんですよね。
そこで今回は、洗濯物がタバコや汗臭い場合はどうしたらいいのか、洗剤や柔軟剤の香りを残す方法などについて、ご紹介します。
洗濯物がタバコ臭い場合はどうする?
タバコを吸わない人にとって、このタバコのニオイって嫌ですよね。
洗濯をして天日干ししても、タバコ臭いニオイが取れない場合もありますからね。
そんな場合の対策について紹介していきましょう。
まずは、洗濯する前にしっかりとニオイの成分を飛ばしておきましょう。
タバコの臭いがついた衣類は風を当てると効果的です。
外に干して風を当ててもいいですが、手っ取り早い方法としては、扇風機やドライヤーの冷風を衣類に当てもいいです。
そして、洗濯する前に夜干しします。
通常の洗濯物には夜露が付いて、あまり良くない方法なのですが、タバコ臭いニオイを取るという意味では効果的なんですよ。
衣服に夜露(水分)を含ませることで、水分がニオイの成分を取り込んでくれます。
つまり、水分がニオイの成分と一緒に蒸発してくれるという原理ですね。
あとは、ファブリーズなどの消臭スプレーでニオイを取ってから、洗濯するとタバコの臭いもスッキリ取れますよ。
洗濯物が汗臭い場合はどうする?
夏場は汗をかいた衣類を洗濯しても、汗臭いニオイが残っていることがありませんか?
洗濯したのに汗臭いような、湿気くさいようなニオイが残っていて、衣類を着ていても不快感がしますよね。
洗濯物の汗臭いニオイって、繊維の奥まで浸透しているので意外と落ちないのです。
この汗臭いニオイの原因は、実は繁殖した雑菌なんです。
汗自体にはニオイはありませんが、時間が経つと汗に皮脂や垢が混ざってしまい、雑菌が繁殖してしまいます。
これがニオイの原因になるのです。
しかも、その雑菌は高温多湿な状態を好みます。
汗のかいた衣類や濡れたタオルなどをまとめて置いておくと、それだけで雑菌の繁殖が早まります。
ある程度、洗濯物がたまったところでまとめて洗濯したいところですが、夏場は放置せず、すぐに洗濯することをおすすめします。
放置していると、ニオイや雑菌が衣類の奥まで染みつき、余計に臭いが取れにくくなってしまいますよ。
そこで、洗濯物の汗臭いニオイの取り方を紹介しましょう。
酵素系漂白剤は汚れだけではなく、ニオイの元や衣類に染み込んだ汗や皮脂、雑菌まで分解してくれるんです。
この方法で、大抵の汗臭いニオイは取れます。
それでも、まだニオイが気になるようであれば、つけ置き洗いをするとさらに効果がアップします。
つけ置きの時間の目安は、15分~30分ぐらいです。
つけ置き洗いには除菌作用もあり、雑菌を消滅させてくれますよ。
洗濯物の臭いで洗剤や柔軟剤の香りを残すには?
洗濯物の臭いニオイを落とすために洗剤や柔軟剤を入れているのに、せっかくの良い香りが残っていないなんてことありませんか?
気に入った香りの柔軟剤を選んでいるなら、その香りを残したいですよね。
そこで、洗濯物のニオイ対策として、洗剤や柔軟剤の香りを残す方法です。
一番効果的なのは、つけ置き洗いです。
ただし、脱水する時に絞りが強すぎると、香りが残りにくくなる場合もあるので、その点は注意しましょう。
それと、日干しする際は、長時間やると香りがなくなる原因とも言われています。
しかし、生乾きは雑菌の繁殖の原因となり、ニオイの元となります。
そこで、洗濯物はしっかりと太陽に当てて完全に乾燥させることで殺菌できますが、香りを残すためには、長時間の日干しは避けるようにしましょう。
ちなみに、日干しする場所やつけ置きする時間がない方などは、室内干しでも匂わなくて、除菌効果の高い「部屋干しバイオくん」などもあります。
これだと部屋干ししても洗濯物が匂わないし、洗濯機の洗濯槽の掃除も要らないので楽で良いですね。
まとめ
洗濯をしてもタバコの臭いニオイが取れない時は、洗濯する前に衣類に風を当てておくなど、先にニオイを落としておきましょう。
また、洗濯しても汗臭いニオイが取れない原因は、雑菌によるものです。
雑菌は高温多湿を好みますので、汗でびしょびしょになった衣類はできるだけ放置しておかず、すぐに洗濯するようにしましょう。
そして、ニオイを取り、柔軟剤の香りを残すには、つけ置き洗いが効果的ですよ。
洗濯物の臭いニオイが気になる方は、一度この方法を試してみてください。