足の裏の凹凸がなく、平らな状態の偏平足の人ってまれにいますよね。
偏平足だと歩く時に土踏まずが痛くなったり、すぐに疲れてしまうようですね。
そこで今回は、偏平足だと疲れやすいって本当なのか、偏平足の治し方は大人と子供で違うのか、などについて紹介していきます。
偏平足だと疲れやすいって本当?
偏平足になると、足が疲れやすいというのは本当です。
なぜ疲れやすくなるのか?
その原因は足の裏にあります。
足の裏にはアーチ状になって、地面から浮いている部分がありますよね。
この部分を土踏まずと言います。
土踏まずが正常に形成されていなくて、足の裏全体が平らで地面にくっついている状態の足が偏平足です。
土踏まずがあることで、歩く時の衝撃が吸収され、足にかかる負担を減らすことができます。
しかし、土踏まずが正常に形成されていないと衝撃が吸収されないため、足が痛くなったり、疲れやすかったりするのです。
それに、偏平足だと歩く時の地面を蹴り上げるという足の一連の動作が、足に負担を与えるんですよね。
また、偏平足は歩きにくいため、変な歩き癖がついてしまいます。
そんな理由からもすぐに疲れやすくなってしまうのです。
偏平足の治し方は大人と子供で違うの?
偏平足の足の治し方は、大人と子供でも大きな違いはありません。
共通して言えるのは、足の裏を刺激することが大切だということです。
そして、足の裏の筋肉をつけることも重要です。
では、大人と子供の偏平足の治し方をそれぞれ紹介していきましょう。
大人の偏平足の治し方
また、靴の中にアーチサポートのついている中敷を敷くと、歩くのが楽になりますよ。
偏平足は痛みを伴う場合もありますが、足の指をしっかり使って歩くようにしましょう。
子供の偏平足の治し方
靴下を履かず裸足のままで砂場を歩かせるといいですよ。
そうすることで、足の裏が刺激されます。
裸足で遊んだり、走ったりすることが子供の偏平足には効果的です。
偏平足を治すには、大人も子供も普段履いている靴が重要です。
そのためには、土踏まずの部分が盛り上がっている靴を履くようにしましょう。
しかし、偏平足を矯正する靴はありません。
そんな場合は、土踏まずの部分が盛り上がっている偏平足用のインソール(靴の中敷き)を使用するのが安くて手っ取り早いです。
また、大人も子供も共通して言えることですが、部屋の中では裸足でいる方が偏平足には良いと言われています。
できるだけ裸足で生活することで、知らないうちに足の裏の筋肉が鍛えられ、偏平足も次第に矯正されていきますよ。