毎年、必ずと言っていいくらい何かと猛威を振るうインフルエンザ。
今年のインフルエンザは何型が流行するのか怖いですし、小さい子供や赤ちゃんがいるご家庭は特に不安になりますよね。
しかし、ある時期がくると、なぜかインフルエンザは流行してしまうんです。
そこで今回は、インフルエンザが流行するのは何月が一番多いのか、今年のウイルスは何型のか、いつ頃までに収束するのか、などについて紹介していきます。
インフルエンザの流行は何月が多い?
インフルエンザは毎年のように必ず流行します。
なので、小さい子供や赤ちゃんにうつさないために、まずは自分が感染しないための予防対策が必要ですよね。
そのためにも、インフルエンザが毎年いつ頃、流行するのか知っておきたいところです。
インフルエンザが流行するのは何月が多いのかと言うと、
今年は1月~3月頃にピークを迎えましたが、例年同じような時期に流行することが多いです。
インフルエンザは、咳やくしゃみによる飛沫感染によって拡大します。
人間の体内から出たばかりのウイルスは、通常、水分に包まれた状態です。
でも、冬の乾燥した空気の中では水分を失い、飛沫核という状態になるのです。
そうなると、ウイルスは空気中を漂い、それが人に付着して、感染を広げていくことになってしまいます。
また、インフルエンザのウイルスが増殖する温度は、33度程度と言われています。
その頃になると、喉や鼻の温度がちょうどそれぐらいになるのも原因の一つなのです。
こういった状況が重なって、インフルエンザは毎年1月~3月頃に多く流行するんですよ。
インフルエンザの流行で今年は何型?
インフルエンザが流行すると、今年は何型というように、ウイルスの種類をよく耳にしますよね。
さらにA型は2種類あり、A(H1N1)亜型、A(H3N2)亜型があります。
毎年のように流行を起こすのが、A型とB型ですよね。
特に、A型については感染力も強く、ウイルスが増殖するスピードも早いため、流行しやすいようです。
毎年、流行する型は違いますが、今年流行したのが、A香港型と呼ばれるものでした。
インフルエンザの流行はいつ頃までに収束するのか?
インフルエンザが流行する時期は、1月~3月ぐらいにピークを迎えますが、では、いつ頃までに収束するのでしょうか?
インフルエンザは、4月頃からだんだんと収束する方向に向かいます。
ただし、流行の規模やウイルスの型などの違いによって、5月頃まで続くこともあります。
さらに、1月~3月頃までインフルエンザA型が流行し、春になって暖かくなって来るとともに収束したかと思えば…。
4月頃から、また別のウイルスのB型が流行する、なんていう場合もあるので注意が必要です。
そう言えば、たまに5月に入ってからでも、インフルエンザが流行していた年がありましたよね。
なので、インフルエンザは、1月~5月頃までは油断できません。
暖かくなっても気を緩めず、しっかりと手洗いやうがい、マスクなどで予防対策しておくことをおすすめします。
まとめ
毎年、インフルエンザがピークを迎えるのは、1月~3月頃です。
そして、A型ウイルスが流行しやすいです。
インフルエンザの感染を避けるためには、手洗いやうがい、人の多い場所ではマスクをするなど、予防対策が大切です。
そして、毎日、規則正しい生活を意識し、特にウイルスが蔓延する時期には、自分が病気になりにくいように体の抵抗力を上げるなどの環境を整えていきましょう。