手足口病だと保育園は休ませるべきか?登園はいつから行けるのか?

目次

いつも子供を保育園に預けてから、パートに出て働いている近所の主婦の方のお話です。

3歳の子供が手足口病にかかってしまったようで、保育園を休ませるべきか悩んでいました。

その間はパートも休まないといけません。

確かに、手足口病になると他の子供にうつしてしまう可能性もあるので心配ですからね。

そこで今回は、手足口病だと保育園は休ませるべきなのか、何日ぐらい休むと安心なのか、登園はいつから行けるのか、などについてご紹介します。

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手足口病だと保育園は休ませるべきか?

子供が手足口病になったとしても、その主婦の方と同じように仕事を持っている方なら、できれば保育園に行ってほしいという気持ちでしょうね。

手足口病だと保育園を休ませるべきなのか、と悩むところですよね。

 

そんな手足口病は、発症するまでの潜伏期間が大体3~6日と言われており、発熱し、口の中が痛くなります。

その後に、手の平や甲、足の甲や裏、肘や膝、おしりなどに水泡ができます。

熱はすぐに下がりますが、水泡は大体3~5日ぐらいでなくなります。

ただし、その後回復したように見えても、手足口病のウイルスは約2週間~4週間ぐらいは体内に残っていて、少しづつ便から排出されるのです。

  なので、他の子供などへの感染を完全に防ぐとするなら、約1ヶ月間ぐらいは休ませなければいけないことになります。

でも、約1ヶ月間もパートを休むとなると、家計のやりくりが大変ですよね。

 

  ちなみに、インフルエンザのように重病であれば、保育園も学園閉鎖などが必要になってきますが、手足口病は正直それほど重病ではありません

実際に5、6日もすれば子供も元気でぴんぴんしています。

ただし、手足口病になってから数日間は子供も調子が悪いでしょうから、無理して行かせてはいけません。

周りへうつす心配よりも、まずは子供の体調を考えてあげてください

そして、症状が少し落ち着いて、元気になれば保育園へ行かせてもいいと思います。

 

手足口病だと保育園は何日休むと安心か?

では、手足口病になったら、保育園は何日ぐらい休ませたら安心でしょうか。

症状も治まり、完治したように見えたとしても、他の子にうつしてしまわないかが一番心配ですよね。

 

学校保健安全法に該当する感染症になってしまった場合、出席停止となる期間が定められています。

学校保健安全法に該当する感染症とは、インフルエンザや百日咳、麻疹、おたふく風邪、水疱瘡、プール熱、結核などです。

  しかし、該当する感染症の中に手足口病は含まれておらず、出席停止や登園停止となる疾患ではないのです。

なので、絶対に何日間は休まないといけないと定められてはいません

 

手足口病は、現在のところ明確な基準がありませんので、悩ましいところかもしれませんね。

結論を言えば、個人差はありますが、3~5日ぐらい休ませると安心ではないでしょうか。

ウイルスはまた体内に残っている状態ですが、徐々に体外へ排出されて、感染力も回復していくのも確かです。

手足口病で保育園の登園はいつから行けるのか?

手足口病になったら、保育園の登園はいつから行けるのかという疑問に対しては、明確な基準がないだけに本当に難しい問題です。

それに、保護者の方にも色々な考え方を持っておられます。

・感染力が強いとされる初期段階は登園させない方がいいという考え方。

・病院へ行き、お医者さんから登園しても良いと言われたら登園させるという考え方。

・10日~2週間して見た目の症状も消えたらOKという考え方。

このように、手足口病になっている子供本人がどうというよりも、周りへの配慮を気にする方が多いのかもしれません。

 

  さすがに、1ヶ月ぐらいして完全にウイルスが排出されてしまうまで登園させないという方はおられないようですね。

それに、お医者さんからもう登園しても大丈夫と言われたら安心ですからね。

なので、手足口病の症状が少し治まった1週間後ぐらいになれば、登園させても良いと思いますよ。

 

まとめ

子供が手足口病になった後の登園について、いろんな方々の意見を聞いていると、発熱や水泡がなくなるまで休むという方が多いように思いました。

子供が手足口病に感染した場合、保育園や幼稚園、学校など基準が明確に定められていないところが難しいです。

でも、最近はよく流行していますので、保育園や幼稚園などによって、ある程度の目安になる基準を設けられているところもあるようですね。

その場合は、その基準に従うようにしましょう。

手足口病が他の子供へうつる心配するのはもちろんのことですが、手足口病は大人にも感染するということも忘れないようにしてくださいね。

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