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鳥インフルエンザが日本でも流行する時がありますが、心配事がたくさんあります。
もしも流行した場合、予防接種などの予防対策を日本もとっているのかどうか疑問に感じることがあるからなんです。
なかなか人間には感染しないからと、そこまで慎重になっていないような気がするんですよね。
そこで今回は、鳥インフルエンザの予防接種は効果があるのか、予防はマスクでも大丈夫なのか、それ以外の予防対策はあるのかなどについて、ご紹介します。
鳥インフルエンザの予防接種は効果があるのか?
鳥インフルエンザの予防接種の効果はあるのかという疑問ですが、そもそも鳥インフルエンザの予防接種なんてあるのでしょうか。
新型インフルエンザの予防接種などは一般的ですが、鳥インフルエンザの予防接種なんて聞いたことがないですよね。
気になったので、知り合いのお医者さんに聞いてみたところ、やはり、鳥インフルエンザのワクチンは、現在のところはないとのことでした。
つまり、鳥インフルエンザのための予防接種は行われていないということです。
では、従来のインフルエンザの予防接種で鳥インフルエンザも防ぐことができるのでしょうか。
実は、こちらも予防の効果は期待できないそうです。
従来のインフルエンザに使用されているワクチンは、Aソ連型(H1N1)やA香港型(H3N2)、B型への効果はあります。
しかし、H5N1型やH7型といった鳥インフルエンザに対しての効果はないというのが現状ですね。
鳥インフルエンザの予防はマスクでも大丈夫か?
鳥インフルエンザを予防するには、まずは、外出する際にマスクを着用するようにしましょう。
鳥インフルエンザの予防には、マスクの着用は効果的です。
特に、人が集まる場所などに行く場合は、マスクを着用することでウイルスの侵入をある程度は防ぐことができます。
なぜなら、せきやくしゃみによる飛沫感染を予防することができるからなんです。
つまり、マスクの着用は、インフルエンザの最低限の予防策ですね。
ただし、マスクの着用で気をつけないといけないのは、外す際に注意が必要なことはご存知ですか。
マスクを外す際に、鼻や口を触ってしまうと、もしウイルスが付着していた場合、感染する可能性があります。
また、目の粘膜からも感染することがあると言われていますので、外す時にはこれらの点に注意する必要しましょう。
鳥インフルエンザの予防としての対策は?
鳥インフルエンザの予防対策として、マスク以外に考えられる対策としては、やはり、従来のインフルエンザと同じように、手洗い・うがいが大切ですね。
そして、手洗いは外出後だけではなく、自宅に居る場合でも、郵便物や宅配便の受け取りの後とか、なるべく頻繁に行うことをおすすめします。
手を洗う時は、ポンプ式のハンドソープがいいです。
なので、ハンドソープをしっかりと泡立てて、最低でも15~20秒以上は洗いましょう。
指の間、爪の間、手首、そして、手のしわにも洗い残しがないように、しっかりと洗って、すすぎましょう。
また、うがいは、1回に10秒~15秒ぐらいし、最低でも2回は行うようにしましょう。
まとめ
今回は、鳥インフルエンザの予防について紹介してきました。
鳥インフルエンザに対するワクチンは現在もなく、予防接種もありません。
従来の風邪のインフルエンザの予防接種をしたとしても、鳥インフルエンザへの効果は期待できません。
鳥インフルエンザの予防対策としては、やはり、従来のインフルエンザと同じように、手洗い・うがい・マスクの着用が一番有効な手段です。
特に、手は清潔に保つように、何度も手洗いするように心がけていきましょう。